上京ありの転職で失敗する人には特徴があります。
新しい新天地なだけあって、失敗はしたくないですよね。
この記事では、そんな上京ありの転職で失敗し後悔する人の特徴を紹介します。
また、記事後半では失敗した人のインタビューや失敗しないためのコツもまとめました。
もし、本記事で紹介する特徴に当てはまっていれば、上京に失敗する可能性が高いでしょう。
反対に、この上京を失敗するパターンを避けられれば、後悔する確率を大幅に下げることができます。
上京して転職を失敗したくない人は参考にしてください。
上京ありの転職で失敗し後悔する人の特徴6つ
まず、転職し上京した後に失敗し後悔する人の特徴を紹介します。
この特徴を知っておくだけでも「上京をしなければよかった」と思う可能性を下げれるので把握しておきましょう。
上京し転職を方で失敗・後悔しやすい人の特徴は以下になります。
失敗する人の特徴
- 転職対策をしていない
- 仕事を把握していなかった
- 東京生活になれない
- 上京予算を把握できていなかった
- 話し合える友達がいない
- 転職先が決まる前に上京した
それぞれ詳しく解説していきます。
転職対策をしていない
まず、転職対策をしていないと上京することを後悔しやすいです。
というのも、対策をしないと第一志望の企業から内定を貰えなかったりするからです。
上京して転職した職場の満足度が高かったするかもしれません。
しかし、その人が第一志望の企業に強いこだわりがあるほど「○○企業だったらもっと良かったのでは?」と思いやすいです。
そもそも転職対策をせず妥協して入社した会社は、あなたにとっては微妙な会社なことも。
こういった転職対策をおろそかにしている人は、目当ての会社に入社できず失敗だと後悔しやすいです。
仕事を把握していなかった
次にそもそも目指していた職種の職業に対しての知識が足りなかったという場合です。
上京をする方には未経験の職種に挑戦したいと思っている方も多いでしょう。
特に20代前半の方であれば「新しく人生を変えていきたい」と思っている方も少なくないはずです。
しかし、こういった上を目指している人は勢いだけで入社することが多いのも事実。
いざ、働いてみると思ったよりやりがいが感じない思ってしまう人も多いのです。
もし、未経験の職種や業界にチャレンジを考えている方は、できるだけ狙っている職種や業界のリサーチを怠らないようにしてください。
リサーチは面倒な作業ですが、これから何十年も働くと考えるとやっていて損はありません。
東京生活になれない
次に東京の生活になれなくて上京したことを後悔するパターンです。
特に、地方と東京では生活の流れが違います。
時間軸、周りの建物、人の多さ、交通量、情報量など、全てにおいて上京する前よりも忙しくなる可能性が高いです。
実際、東京に行った方ならわかると思いますが、かなり忙しい雰囲気だということがわかると思います。
まだ東京に行っていない方も、転職活動などで一度は出向く機会があります。
初めは「これが東京か」と感心するかもしれません。
しかし、いざ上京して東京に過ごしていくうちに、都内ならではの雰囲気が嫌になることも。
これは正直、過ごしてみないとわかりませんが、まず上京する前には最低限以下の2点はチェックしておいてください。
チェックリスト
- 住むところ付近の雰囲気
- 会社までの通勤距離
特に仕事は上京した満足度に大きく影響してくるので、上記の点をチェックすることをおすすめします。
上京予算を把握できていなかった
次に上京の予算を間違って見積もっていたパターンです。
実は上京の予算は少なくても大丈夫です。
しかし、多くあればあるほど、満足しやすいのも事実。
案外、こんなにもお金がかかるのかと予算がキツキツになり「なんでこんなお金がないのか?」と虚無感に襲われる人も多いです。
実際、給料日が末日の25日払いなどで約2ヵ月間は無収入ということもあります。
家具・家電などで思ったより出費が重なった人も少なくありません。
なので、転職費用にかけられる予算はしっかりと見積もるようにしてください。
また、上京の転職にかかる予算の費用、節約する方法などはこちらの記事にまとめています。
話し合える友達がいない
次に上京先に話し合える友達がいないというパターンです。
やはり、仕事上の人しか付き合いが無かったりすると、どうしても孤独を感じて「上京を失敗した」と後悔するのです。
周りに話し合える友達がいないと、仕事のストレスを常に自分で解決し、常に一人で行動する必要が。
仕事に行って、休みの日は一人でゲームや映画を見て、また仕事などの繰り返しにストレスを感じない人であれば気にする必要はありません。
しかし、こういった1人での生活に我慢できない人は注意が必要です。
ただ、幸いなことに今の時代、社会人サークルや出会いが欲しければマッチングアプリなど新しい繋がりを持つ機会はたくさんあります。
なので、もし1人が寂しくなった時は、自分に合った出会いを作るように意識を向けてください。
都会に近いほど、案外新しい仲間を見つける機会はありますよ。
転職先が決まる前に上京した
次に転職先が決まる前に、上京先に住む物件と契約してしまったパターンです。
実は仕事のストレス具合に関しては、通勤時間などが大きく影響します。
なので、せっかく転職先が決まったのに肝心の契約した物件からの通勤するまで距離が遠くなりすぎる方は少なくありません。
特に都内の電車は「こんなにも人が込んでいるか...」とストレスが溜まりやすいです。
以下は都内の通勤ラッシュの動画になります。
夏の日であれば、周りの人の汗臭さも一層際立ち、不快に思うことはあっても、快適と思うことはありません。
なので、人によっては上京先で引っ越しする物件は通勤時間などを考慮する必要があります。
なので「上京先の物件を契約→転職」ではなく「転職→上京先の物件を契約」という流れにするようにしてください。
上京ありの転職で実際に失敗・後悔した人の体験談
ここでは実際に上京ありの転職で失敗・後悔した人の体験談を持っている方の3人にインタビューしました。
実際には以下の部分をインタビューしました。
質問した内容
- 上京した人の基本情報
- 失敗したタイミング
- 失敗したと思う理由・原因
- 改善はできたか?
それぞれ詳しく解説していきます。
1人目 26歳女性 上京歴2年
以下インタビュー内容
Q.まずは基本情報をお願いします。
24歳で実家暮らしだったので、そろそろ自立しようと思い完全に自立するために上京を決意しました。
転職先の職種は事務員です。
Q.失敗したと思ったタイミングはいつですか?
失敗したタイミングは入社して3か月くらいです。
Q.失敗したと思う理由・原因は何ですか?
正直、上京先に時に安易に転職先を決めたことですかね。
初めは、良い会社だと思ったのですが、思いの他に業務内容のやることが少なくて。
初めの2ヵ月くらいは仕事を覚えるので必死だったんですが、3か月目あたりからやりがいを感じなくて。
手取り自体は25万円+家賃保証などの福利こうせいもしっかりしていました。
ただ、ほんとやりがいが微妙ですし、将来的にスキルアップもなかったのでもっと入念に企業リサーチをしておけばと後悔しました。
Q.改善はできますか?
結局は1年間働いた後に転職をすることにしました。
会社には、そういった仕事の悩みを相談できる部署もありました。
ただ、その人のアドバイスは
「とりあえず続ければ...」
など的外れな内容ばかりです。
さしがに、入社して3か月だとさすがに転職も厳しいと思ったのでとりあえず1年働きました。
その後に、無事転職することができました。
転職後は自分に合った職場で楽しく働けています。
2人目 29歳男性 上京歴3年
以下インタビュー内容
Q.まずは基本情報をお願いします。
都内でSEをしています。
上京したきっかけはもっとSEとしてのスキルを磨きたかったからです。
上京する前に住んでいたところはどうしても地方だったので、選べる企業数に限界がありました。
実際、前職に勤めていたころは、こんなところで働いても微妙だなとという感じです。
Q.失敗したと思ったタイミングはいつですか?
入社して1ヶ月目ですね。
思いのほか周りと馴染めなく、毎日の電車通勤がしんどくて(笑)
初めは、電車が込んでいても余裕と思っていましたが、思いのほか...。
2週間目あたりから「なんでこんなにしんどいことしているのだろ?」と思っていました。
また、社内の同僚と中々上手く馴染めなくてもしんどかったです。
ほんと電車の荒波にもまれて、仕事して帰れば寝てまた仕事の毎日。
Q.失敗したと思う理由・原因は何ですか?
正直、会社内で仲良くなれる人とができると思いましたが、思いのほかドライだったのが予想外でした。
まさか、仕事ではなくプライベートで上京を後悔するとは。
特に、私の場合は中途採用なので、同僚でも同じ仕事で愚痴を言い合える関係になりづらかったのが失敗ですね。
Q.改善はできますか?
改善はできました。
時間が解決するというか、飲み会などに参加していくうちに徐々に同僚とは仲良くなれました。
また、仲良くなれるまではマッチングアプリなどで、飲み友達や恋人探しをしていたのが良かったのかなと。
東京だからこそ、社内以外でも出会いが作りやすいところが救いでしたね。
3人目 24歳男性 上京歴1年
以下インタビュー内容
Q.まずは基本情報をお願いします。
今は営業職に勤めています。
高卒から営業職をしていて、転職活動をしている流れで都内に上京することになりました。
そこまで私に合った地元に求人がなかったのと、都内の方が魅力的な求人が多かったので。
Q.失敗したと思ったタイミングはいつですか?
転職活動中ですね。
引っ越し先などはマンスリーマンションなどで家具などの出費はなかったです。
しかし、給料日が翌月払いの半ばで、思いのほか生活費を捻出するのが(笑)
初めてもやしなどの生活をつなぎとめる体験ができました。
Q.失敗したと思う理由・原因は何ですか?
完全に上京から転職までにかかる費用を見積もりミスしていたところです。
特に引っ越し費用や転職までにかからお金は計算できていました。
しかし、さすがに生活費までは計算外でした。
Q.改善はできますか?
どうしてもやばい時はクレジットカードで支払いをしていました。
その他は節約してって感じですね。
給料日が入ればこっちのもんなので、何とか乗り越えるのは簡単でした。
まとめ、、上京ありの転職を失敗しないためのコツ
上京の転職で失敗・後悔しないためのコツを紹介します。
ここまで読み進めている方は転職を失敗する人の特徴はわかったと思います。
結論から言えば、その反対をすればいいのです。
失敗する人の特徴の反対は以下になります。
失敗しないためのコツ
- 面接対策をする
- 仕事内容を把握する
- 東京生活になれる工夫をする
- 上京予算を把握する
- 話し合える友達を作る
- 転職先を決めてから上京する
このように失敗する人の特徴を避けることができれば、上京ありの転職で失敗する可能性はグッと減ります。
実際、これらのポイントを抑えても予定通り行くとは限りません。
というのも、転職活動では人柄であったりタイミングなど様々な要因があるからです。
ただし、準備しておいて損はありません。
上京ありの転職での注意点や流れ、失敗しないコツなどは下記の記事にまとめています。
>>上京ありの転職を徹底解説!失敗や後悔しない方法も紹介します!
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