大学4年生になったけら準備を始めるようならもちろん遅いです。
ただ、現状は就職したい企業を見つけて準備している人なら、早期にインターシップや企業説明会に出席して就活の準備や企業側から内々定を貰えたりする活動をしていたりします。
備えあれば憂いなしということです。
そこで、就活を始めるベストな時期とその内容、どういう就職活動を実際に行っていけばいいのか紹介していきます。
就活するのにベストなタイミングで準備を開始して、理想の企業から内定を貰えるようにしましょう。
就活はいつからがベストなのか?
経団連は、企業に下記のような要請をしています。
広報活動 | 卒業・修了年度に入る直前の3月1日~ |
採用選考活動開始 | 卒業・修了年度の6月1日~ |
正式な内定日 | 卒業・修了年度の10月1日~ |
正式な内定を10月1日と定め、6月に採用選考がスタートします。
一般的には6月くらいから面接を受けて、7月くらいに複数の内定を貰った中の企業先からどこに就職するかを選ぶ人が多いです。
大学生の就活スケジュール
大学生の就活は、一般的に以下のスケジュールになっています。
▼大学生の就活スケジュール
大学3年生の4月 | サマーインターンシップの情報が公開され、参加を希望する学生はこの時期から準備を始めることが推奨されます。 |
大学3年生の6月 | サマーインターンシップが実施されます。このインターンシップは、業界や企業についての理解を深めるタイミングです。 |
大学3年生の10月から翌年2月 | 秋冬インターンシップが行われ、この期間中に多くの企業がインターンシップを実施します。 |
大学3年生の3月 | 就活情報が解禁され、企業の採用情報が公開されます。この時期からエントリーシート(ES)の提出や選考対策が本格化します。 |
大学4年生の6月 | 本選考が開始され、企業による面接や筆記試験が行われます。この時期には内々定も出始めます。 |
大学4年生の10月 | 正式な内定日となり、多くの企業が内定を通知します |
マイナビの調査では10月の段階でインターン参加している人は、80%を超えています。
出典:マイナビ
ただ、アンケートに答えている人が就活に積極的な人が多いと盛られるので実際はもう少し少ない可能性もあります。
とはいえ年々インターンに参加する人は増えているので、3年の間に気になる業界のインターンにいくつか参加しておきましょう。
就活をスムーズに終えるなら内々定を狙うべき
大学4年生の6月から内々定が始まります。
それまでには、企業側と何らかのコミュニケーションを取っておく必要があります。
この3月から4月に情報が公開されるのと、その前の就活スケジュールを加味すると
4年生になる前には、受ける業界や職種を決めておきたいところです。
また、人気企業を狙っていたり、人気の職種なのであれば積極的に3年生のころから活動をしておきましょう。
大学3年のサマーインターンや遅くても秋冬のインターンには参加しておきたいところです。
そもそも、3月から4月の採用情報公開に乗り遅れてしまうと自分が本来入りたい企業を見つけたときには、もう準備するには遅すぎるという可能性もあります。
早期に就活を終わらせている就活生は3月、4月に応募する企業や明確な業界を決めておきましょう。
2025年卒では、さらに内々定を早期に取ってしまう学生が少し増えるとも予想もできるでしょう。
この傾向を踏まえても早めに就活を終わらせたいのであれば、できるだけ早く就活を行うべきです。
大学生が就活を始めるのにベストなタイミングは?
大学生の就活を始めるベストなタイミングは就活の進め方や、どの程度の難易度の会社に入りたいかでも変わります。
▼大学生の就活ベストなタイミング
できるだけ早めに始めたい人 | 3年生の6月(サマーインターンから参加) |
インターンから始めたい人 | 3年生10月までに(サマーインターン、秋インターンに参加) |
できるだけ遅く始めたい人 | 大学3年生の3月(企業の就活情報を見て始める) |
真面目な就活最終ライン | 大学4年生の6月(応募したい企業に積極的に応募する) |
出遅れ組 | 大学4年生の7月以降(できるだけ早く応募を始める) |
そして理想としては、 3年生10月までにインターンに参加しておくようにしましょう。
実際インターンに言ってみると、思っていた仕事内容と違ったり、自分には合わないと気づくこともあります。
なので、できるだけ早くインターンに参加するのが就活成功の近道であり、後から後悔しないためのベストなタイミングと言えるでしょう。
▼企業の難易度別のベストタイミング
人気企業・上場企業に就職したい 企業や具体的な業種が決まっている | 3年生の6月(サマーインターンから参加) |
業種だけ決まっている | 3年生10月までに(サマーインターン、秋インターンに参加) |
インターンを行っていない企業志望 | 大学3年生の3月(企業の就活情報を見て始める) |
就職できればいい | 大学4年生の6月(応募したい企業に積極的に応募する) |
早めのインターンに参加しておくことで、企業側も認識しますし、面接でもその時から決めていたということができます。
業種だけが決まっている場合は、3年生10月までに本当にその業種が自分に合っているか見極めるためにもインターンにはいくつか参加しておきましょう。
企業によっても、職場の雰囲気は全く違います。
なのでいくつかの企業のインターンを受けておくことが必須です。
それまでに、企業を決めておき、エントリーシートなどをまとめ履歴書や自己PR、志望動機の作成を済ませておきましょう。
大学生の就活に必須!インターンの詳細
これがいわゆる「夏のインターン(サマーインターン)」です。
サマーインターンは4月から募集が始まるところが多いので、3年生の初めから気になっている企業や業界のインターン情報をチェックしましょう。
絶対にこの会社のインターンを受けたいというのであれば、4月になる前から去年のインターンの情報になるを確認するのもおすすめです。
その後、10月以降からのインターンが「秋のインターン・冬のインターン」と言われます。
終わってから秋冬のインターンの募集を始めるところが多いので、夏も秋冬もインターンに参加したいのであれば、春から継続してチェックしておくことをおすすめします。
長期インターンはキャリアもつけつつ実際に業界のことをすることもできます。
ただし、長期インターンはまだまだ数としては少ないので、長期インターン専門の無料サービスを利用することをおすすめします。
長期インターン専門サービス
ココシロインターンは、様々な業界や職種、地域やリモートなどあらゆる企業・勤務体系の長期インターンを紹介しています。長期インターンを探すことにお困りの方はぜひアドバイザーへ相談してみください。長期インターンから就職活動までのサポートを完全無料です。
できる就活生の内定獲得プラン
基本的には3月、4月に採用情報が公開されると考えて解説していくので、もし、あなたが狙っている企業が早めに先行があるのであれば参考にしてください。
3年生の6月までにすること
この段階では主に自分が「どの業界に自分があっているか、働きたい」を見つける自己分析をしましょう。
そして、学年不問のインターシップなどで、実際に会社の雰囲気を体験するのもおすすめです。
インターシップに早期に参加することで、会社側の人と繋がりを持っておけば、あなたが内定を貰えるためのアドバイスを貰えるかもしれません。
また、その業界で役に立つ資格や自己の成長につながる経験を積んでおくのもいいでしょう。
英語の資格でもいいですし、中国語などの資格を持っていれば物流の業界だと評価されやすいです。
いろいろな経験をもとに、ESなどの自己PR欄に自分の強みなどが上手にアピールできれば、内定にもつながる材料になります。
履歴書、志望動機を書くことに慣れておくことも大切です。
3年生の6月~4年生の3月まで
この時期は基本的に面接や企業へエントリーする準備期間と考えてもいいでしょう。
主に企業研究、インターンシップなどに力を入れていきます。
自分の志望しているインターシップに積極的に参加することによって、内々定をもらえるきっかけを掴めたりでき、早期に就活を終わらせることにも繋がるでしょう。
特にベンチャー企業系志望であれば内々定を貰える可能性が特に高い傾向がありますので、面接されているつもりでインターンシップに参加してください。
4年生の3月~内定まで
この時期になるといよいよ面接です。
働きたい企業にはどんどん応募して、面接を受けていきましょう。
たくさん面接を受けることによって、面接の緊張感にも慣れることができます。
いざ本命の企業面接でも冷静に自分をアピールできるようになります。
時には圧迫面接を受けたりして、就活自体が嫌になることもありますが本命の企業面接の糧と思ってどんどん自分の面接スキルを上げていきましょう。
頑張って正しく自分をアピールできれば、本命の企業にも必ず内定ももらうことができます。
自分の働いてもいい企業の内定が早めに決まれば、余った時間はアルバイトをするでもいいですし、旅行をするにしてもいいでしょう。
【企業別】内定獲得スケジュール
そして、も一つ就活をする際に抑えておかないといけないのが、企業の業界ごとによっては選考時期が早まったりすることがあるということです。
もし、選考時期が早い企業なのであればさらに就活を速めに初めて準備していたほうが内々定、もしくは内定をもらえる可能性が上がります。
ここではの4つの選考スケジュールを大まかにご紹介します。
- マスコミ
- IT
- ベンチャー
- 外資系
自分がどの業種に行きたいかなど決まっている場合は今一度確認しておいてください。
マスコミ
テレビ朝日、読売などなど数えたらたくさんありますが、マスコミ系は選考時期が早く、油断して「3月から」と意気込んでいてはすでに終了しているなんてこともあります。
テレビ放送などのキー局は年を越す前の11月や12月で選考を始めるので早期の準備が必要になってきます。
マスコミ業界を狙うのであれば、早めにインターンの時期や企業分析をして準備する必要でしょう。
IT
IT業界もまた選考時期が早いとのことで有名です。
IT企業のほとんどは経団連ではなく、新経済連盟という別のところに所属しています。
経団連に属している企業は6月から選考が開始と通達されているのですが、IT業界の場合だと経団連の通達に従わなくてもいいのが大きな理由の一つでしょう。
よって、IT業界を狙うのであれば他の就活性よりも早めの対策が必要になるということです。
ベンチャー
ベンチャー企業は大手よりは社員の規模も少ないだけあって、できるだけ優秀な人材は早めに確保しようとする傾向があります。
また、マスコミと同じように経団連には所属していません。
ベンチャー企業では早いところでは、3年生の冬位から本格的な内定を出し始めるところもあります。
多くは夏ごろのインターンという名目ですでに選考は始まっていると考えたほうが良いでしょう。
外資系企業
外資系企業は12月あたりに面接を行い、早期に内定を出すところが多いです。
そして、外資系を滑り止めや一つの候補にして、日経企業を受ける学生も多いです。
外資系企業も当然ながら経団連に所属はしていません。
外資系企業を狙うのであれば、3年の8月にあるサマーインターンに標準を合わせて活動していくことが重要になってきます。
最後に、、、無策の就活は後悔する
就活の期間自体は人生において約1年くらいです。
長くても2年くらいで、人生の3分の1が決まってしまいます。
就活自体は自分と向き合い、企業を研究し、しっかり準備を積めば必ずいい結果に向かいます。
遅すぎることは合っても、早過ぎることはありません。
ぜひ、スムーズに就活をこなし、自分が本当に良いと思える企業から内定を勝ち取りましょう。