仕事が合わなくてうつになってしまう人は大勢います。
私が転職エージェントで働いていた時も、転職理由でストレスで辞めた!うつになって辞めた!ドクターストップで休職後に辞めた!という方が多くいました。
仕事のストレスで体調を崩す人には、仕事が合わない以外にも「上司からの圧や人間関係」「勤務時間が多くて心身ともに疲れてしまう」「休みがなくてストレスがたまる」など一人一人の状況で様々だと思います。
仕事のストレスでうつかもしれない…辛くてもうやめてしまいたい!というときの対処法やうつのサインを紹介します。
すぐに転職するだけではなく、お医者さんに診断書を書いてもらって休職する方法や、失業保険で半年ゆっくりする方法も紹介していきます。
この記事を書いた人
安藤麗奈。1987年生まれ。転職エージェント計3社で11年勤務。z転職のような一人一人に合った転職エージェントを紹介するサービスやリクルート系転職サービス、ブラックな転職エージェントでの勤務経験もあり。既卒から一般転職・ハイキャリア・専門職の方までフォロー。
仕事が合わない!ストレスでやばい!うつかも…どうしたらいいの?
仕事が合わないまま放置していくとストレスが溜まりますよね?
このストレスを放っておくと、さらにストレスが悪化したり、うつの傾向が強くなります。
最悪の場合、仕事に行けなくなった時には、転職する気力すらなくなったりプライベートにも影響します。
特にうつなどの精神的な問題は、無自覚のままいつの間にか進行しています。
「まだいける!」「甘えかも…」「言い出すのがめんどくさいから…」ということをしていたら取り返しのつかない状況まで進行していることも多いのです。
「うつかも...」と思ったら早めの行動が大切
うつ患者は、5年前と比べると1.5倍になっています。
医学的には「特定のストレス因子によって心身のバランスが崩れ、日常生活に支障をきたす状態」を適応障害と言います。
新しいデータがまだ出ていないので2023年のデータになりますが、この適応障害の患者数は5年で「24,000人→42,000人」と1.5倍となっています。(日本システム技術株式会社の約880万人2023年9月時点のデータ)
実は10年前までは10,000人しかいなかったというデータもあり、ここ10年で一気に伸びています。
と言うのもこれだけ一気にうつ患者が増えているのは、社会的な認知やSNSで公表する人が増え心療内科に行くハードルが下がったことが要因です。
なので、今までにも病院に行っていないだけで、隠れうつの人が実は大勢いたと言われています。
あなたも、うつかも?と思った時点ですでにお医者さんから見るとうつ状態になっている可能性も高いということは頭に置いておきましょう。
うつ判断は客観的な判断が大切
と言ってもなかなか病院には行けない人も多いと思います。
病院には頼りたくない…行くのが恥ずかしい…という方もいますよね。
なので仕事のストレスでうつになっている場合のサインをまとめておきました。
仕事が合わない時のうつサイン7つ
では、実際に仕事が合わない時のうつのチェックはどうすれば良いのかと思っている人も多いでしょう。
仕事時間が近づいたり、仕事のことを考えると以下のような症状が出る人もいます。
さらに、ストレスが慢性化すると、常時症状として現れる人もいます。
仕事が原因のうつサイン
- 頭痛や胃などが痛い
- 寝れない、睡眠時間が減りすぐに目が覚める
- いつも会社へ行くときの足取りが重い
- 上手く仕事に集中できない、業務中にだるさがある
- 食欲が減った・増えた
- 休みの日、仕事終わりに行動できない
- 仕事中にトラブルや我慢することが増える
頭痛や胃などが痛い
ストレス性胃腸炎、偏頭痛などメンタルが原因での身体の不調として現れます。
定期的に頭痛になったり、胃痛が続くようならストレスが原因であることを疑いましょう。
寝れない、睡眠時間が減りすぐに目が覚める
眠りが浅むなり夜中に不意に目が覚めたりすることも多くなります。
寝付けない…寝れない場合も多いと思います。
仕事でのストレスで睡眠を正常に取れない場合、うつの初期症状の可能性も高いです。
いつも会社へ行くときの足取りが重い
頭では「会社に行かないといけない」と思っていてもストレスが原因で吐き気がしてきたり、強烈な倦怠感があるのであれば、既にうつ状態になっている可能性が高いです。
用意をしたり、家から出たくないという感情になる場合もストレスが溜まっている証拠です。
上手く仕事に集中できない、業務中にだるさがある
ただし、この症状だけでうつとは判断するのは簡単ではありません。
というのも、そもそも合っていない仕事に集中するのは難しいからです。
なので、他の症状と並行して判断すると良いでしょう。
食欲が減った・増えた
好きな食べ物でも食べる気になれないのであれば、既にレッドカードと思ってください。
中には、好きなものしか食べれられないという人もいるでしょう。
人によっては、ストレス発散のために、暴食に走る人もいます。
前職で働いていた時よりも食べる回数や空腹を感じることが増えた場合、身体が食べることでストレス発散しようとしています。
食欲不振・過食は、ストレスによるものなので制限したり食べないといけないと思っても簡単には改善できません。
休みの日、仕事終わりに行動できない
仕事が原因でうつ状態になっている人は、休みの日行動できない人もいます。
もう、動きたくない!と言う状態になっているので、このままの状態を続けると、プライベートがなくなってしまうので注意が必要です。
仕事中にトラブルや我慢することが増える
逆に発言をしないタイプの方は、我慢することが増えている人もいるでしょう。
どちらの場合でも、ストレスが溜まっている証拠なので、何らかの対処をするようにしましょう。
そのままにしておくと、家族や店員とトラブルになることもあります。
日ごろ溜まっているストレスがふとした瞬間に出てしまいます。
仕事が合わずストレス・うつの時の対処法
仕事が合わずにストレスを感じている場合、辞めるのが一番ですが、簡単には辞めれない人もいるでしょう。
辞める以外の対処法もまとめましたので参考にしてください。
病院を受診してみる
ストレスを抱えていて「寝れない」「吐き気がする」「胃が痛い」など身体的な症状が出ているのであれば、まずは病院を受診しましょう。
今の状況を客観的に見てもらう必要があります。うつは、そのままにしておくとどんどん悪化します。
早め早めの対応が必要なので、1日も早い受診をお勧めします。
まずは、近くの心療内科を受診してください。
厚生労働省が運営する厚生労働省「医療情報ネット(ナビイ)」で近くの心療内科や精神科を探すことができます。
Googleで検索してもいいですが、作りこまれた口コミや広告なども入っているので見分けられない方は、医療情報ネットの内容を信用しましょう。
休みや辞めさせてくれない場合でも病院の診断があれば簡単に応じる会社も多いです。
働く人の「こころの耳電話相談」で今の状況を相談
病院に行くのは気が進まない方や時間がない…と言う場合は働く人の「こころの耳電話相談」を利用しましょう。
1人で悩んでも解決しません。客観的に判断してもらうために第三者への相談が大切です。
働く人の「こころの耳電話相談」では、同じような悩みを持った方の相談を随時受けているので、自分の置かれている状況が重度なのかもわかります。
仕事の精神的な相談や、長時間労働、ハラスメントの相談も乗ってくれます。
土曜日・日曜日の10時~16時、月曜日・火曜日の17時~22時にフリーダイヤルで無料で電話相談できます。
電話番号
仕事を辞める
会社には会社の方針があるので、いくら言っても聞いてもらえないことも多いと思います。
すでに、上司や会社の人事などに相談して改善されないのであれば辞めるほかありません。
辞める手続きをするのが面倒くさいと思う人も多いと思いますが、退職代行を使うことで今日からでも法的処置を取って辞めることができます。
退職代行の詳細については以下動画で詳しく解説されています。
仕事を辞めても、半年間は失業保険で給与の3/4を受け取ることができます。
単純計算で月収28万円であれば、月21万円もらうことができます。
その半年間でメンタルを回復して、新しい仕事探しをしていくのもいいでしょう。
上司に相談
しかし、病院に行く、仕事を辞めるという選択肢が取れない場合は、上司やこの後で紹介する人事への相談、第三者機関への相談するしか方法はありません。
状況により相談する内容は分かれます。
- 体調不良で休む
- 体調不良で残業を断る
- 配置転換をお願いする
体調不良を起こしているのであれば、とりあえず休むというのも手っ取り早いです。
明日も仕事という状態では正常な判断ができません。
コロナ禍以降は、熱があると休めるようになった会社も多いと思います。
インフルエンザやコロナになったということで数日休んでゆっくりと今後について考えるのもいいでしょう。
残業や勤務時間が長いことでストレスになっていたりうつ傾向にある方は、残業をしないで帰れるようにするのも選択肢の一つです。
病院で、診断が出ているのであればそれを理由に定時帰宅にしてもらう人もいます。
法律上は残業をする義務はありません。
会社側は帰れない状況に心理的に追い込んで残業させていることも多いと思います。
その行為自体が違法なので、無理に残業をする必要はありません。
仕事の内容でストレスを感じているのであれば、配置転換をお願いするのもいいです。
ただ、聞いてくれないことも多いと思うので、ここまでで紹介した内容が無理の場合は次の項目に進んでください。
人事に相談する
上司に言っても意味がないような場合や相談やしたり今の状況を伝えても改善されない場合は、人事に直接伝えるのが次の段階です。
人間関係や仕事内容でストレスを感じているのであれば、そのことを率直に伝えましょう。
この時に、具体的な症状を伝えると効果的です。
「毎晩寝れていない」「嘔吐を繰り返している」「食事がとれない」など症状を言うことで会社側も労働基準的に対処しないといけなくなります。
そして、この相談をしたにもかかわらず改善されないのであれば、労働基準監督署に相談をしましょう。
労働基準監督署に相談
残業が多いことや長時間労働、ハラスメントで体調不良を起こしていて、会社に相談してにもかかわらず改善されない場合は労働基準監督署に相談しましょう。
相談窓口は、電話以外にも、チャット・メールでも受け付けています。
仕事が合わなくてうつっぽい人は転職・退職・休職を検討
というのも、仕事が合わない問題はそもそも業務内容や会社の方針、雰囲気が原因なので、あなた自身で変えることはできません。
あなた1人の社員のためにストレスを軽減できる対処ができても、根本的な業務内容や状況が大きく変わることはないのです。
上司に頼んで「はい。了解」というほど簡単に会社の方針は変わりません。
なので「うつかも知れない」「すでに症状が出ている」という方は、転職・退職・休職のいずれかを検討しましょう。
思い付きで転職するとリスクが大きい
しかし、ストレスがある状態でうまく転職できませんし、間違った選択をすることもあります。
転職するリスク
- 転職するまでに時間がかかる
- 転職先で後悔するかもしれない
- 今までのキャリアがなくなる場合がある
上記のようなリスクがあるので一概にいきなり転職するのは難しいのです。
今のまま転職をしてもうまくいかないことも多いのです。
転職軸という転職の動機や理由を整理してというものをしっかりとする必要があります。
「生活を転職することでどう変えたいのか?」「なぜ、今の会社で働いているとつらいのか?」を明確にすることから始めましょう。
そのためには、今の忙しい状況で次の会社を決めるのではなく、一定期間休んで将来を考えることが大切です。
とりあえずは、転職するまで考えない
とりあえず辞めて失業保険を受け取りながら体を休めたり、病院を受診し休職の手続きに入ることもおすすめです。
まずは、仕事を辞めて半年間もらえる失業保険でゆっくりと転職活動をするのもいいでしょう。
- とりあえず辞めて、失業保険で半年暮らす
- 休職して、辞めるかどうか考える
仕事をしながら転職活動をすると冷静な判断ができずに、また同じような会社に入ってしまうこともあります。
【辞めるか、休職か】お医者さんの判断を得る
うつ状態になっていたりストレスを感じているときは自分で正常に判断することができなくなっています。
診察を受けてから自分が転職する(または一旦辞める)予定を決めても遅くはありません。
病院の先生にも当たりはずれがあるので、そっけなかったり、話を理解してくれない場合は他の病院にも行ってみましょう。
ドクターストップがかかると、休職であれ退職であれ、会社側も簡単に手続きをしてくれます。
診断書をお医者さんに書いてもらうと簡単に求職の手続きができます。
基本的には寝れない状況や、嘔吐、胃痛などの症状があるのであればドクターストップが出ます。
休職の流れ
- 心療内科・精神科を受診
- うつ、適応障害と診断が出る
- 診断書を書いてもらう
- 会社に提出
- 休職に入る
休職期間は、最短3か月、最長で3年とることができると法律で決まっており、その間の給与にあたる手当ももちろん出ます。
病気やケガで働けなくなってしまった際の収入を保障する制度として、「傷病手当金」があります。
実際に精神科医の方が休職をした方が良いサインからドクターストップの基準をまとめている動画があります。
この動画を見て病院に行くか、仕事を続けるか、今のあなたの状況と照らし合わせて判断してください。
仕事を改善できない場合はプライベートに楽しみを作って癒すのもあり
辞めることも、休職もできない!という方は、プライベートを充実させてストレスを発散しましょう。
仕事のやりがいを感じたり、仕事に将来的な目標があるわけではない方も同じです。
アウトドアが好きな方であれば休みの日に外に出かけるようにするのもいいでしょう。
好きなカフェでぼーっとするだけでもストレスがなくなります。
外に出るのが苦手な方はなどのNetflixやYouTubeを見て休みの日は徹底的に仕事のことは忘れるようにしましょう。
好きな動画に入り込むことで、嫌なことを考えなくてすみます。
ここまでで紹介した「病院を受診する」「仕事を辞める」「人事・労働基準監督署に相談」という選択肢が取れない方は、プライベートで仕事のストレスをカバーするしかありません。
仕事はお金をもらうためのモノと割り切って日常生活を充実してゆくことを考えましょう。
3人に1人は仕事に不満を持っている
というのも、今の時代は3分の1の社会人が現職を続けたくないと思っています。
この表を見てわかるように、男女関係なくどの年代も35%の人が仕事に対して不満を持っていることがわかります。
仕事がどうしても辞めれない…今は無理…と言う方はほかにも同じような人がいるということを頭に置いておきましょう。
仕事が合わないと思ってしまう原因9つ
仕事が原因でストレスやうつ状態になっている人の原因をまとめました。
上司や部下との人間関係が原因
人付き合いが良いか悪いかだけで、仕事の満足度は変わります。
例えば、つらい仕事であっても仲のいい同僚がいれば感じ方は変わってくると思います。
もちろん、人によっては1人でコツコツする方が合うという方もいると思います。
人間関係によって仕事が合っていないと感じるのは珍しくありません。
実際、仕事を辞める一番の理由は人間関係となっています。
一緒に働いているほかの人とのモチベーションややる気度合いが合わずに、仕事が合わないと感じている方も多いでしょう。
この環境は変えることはできないので転職するなどしてあなたが違う場所に行くほかありません。
業務がつまらないと感じる
そもそも職種があっていない方も多いのではないでしょうか?
しかし、業界は変われど職種が同じであれば、ほかの会社に行っても大きな変化はありません。
業務内容が合っていない人は、今の職種が自分に合っていない方もいるでしょう。
最近は未経験の職種に転職する人も多いので、社内で職種の変更ができない場合は、別の職種への転職を考えてみることをおすすめします。
会社の雰囲気が合っていない
例えば、職場の雰囲気が体育会系で、勢いについていけないという方でストレスを感じている方も多いです。
こういった、社風や職場の雰囲気で仕事が合っていないと感じる場合も早めに辞めることを考えましょう。
社風はあなたが頑張っても変えることはできませんし、馴染めないのであれば今が辞め時だと考えるのが最適です。
休みが少ない
休みが少ないと仕事が合わないと感じてしまうのは珍しくありません。
この状態が続くと考えた時にゾッとする方もいると思います。
休みに関しても会社の方針なのであなたがどう頑張ったとしても変わることはありません。
同じ職種や同じ業界であっても休みが充実している会社はたくさんあります。
今の会社にこだわる必要はありません。
残業が多い
いくら好きな仕事であっても残業時間が多いと嫌になる方もいると思います。
それがあってない仕事なのであればなおさらです。
残業が多い場合そもそも法律的にも問題があります。
残業(=時間外労働)は実は法律で上限が決まっています。
以下、厚生労働省の時間外労働の上限よりも残業がある場合は、違法な残業を強いられていることになります。
- 今回の改正によって、法律上、時間外労働の上限は原則として⽉45時間・年360時間となり、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることができなくなります。
- 臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合(特別条項)でも、以下を守らなければなりません。
- 時間外労働が年720時間以内
- 時間外労働と休⽇労働の合計が⽉100時間未満
- 時間外労働と休⽇労働の合計について、「2か⽉平均」「3か⽉平均」「4か⽉平均」「5か⽉平均」「6か⽉平均」が全て1⽉当たり80時間以内
- 時間外労働が⽉45時間を超えることができるのは、年6か⽉が限度
引用:厚生労働省
残業時間が⽉45時間・年360時間を超えているのであれば、辞める理由としては十分です。
中には、実際の残業時間には反映されないようなサービス残業をしているという方もいるでしょう。
サービス残業の場合も労働基準法違反なので、労働基準監督署やハローワークでの相談をすることをおすすめします。
仕事量のわりに給料が安い
例えば、営業職で結果を出しているのになかなか評価してもらえない、知り合いの同業の人より仕事量が多いにもかかわらず給与が少ない、などです。
評価をしてもらえないのであればモチベーションも上がらない方も多いでしょう。
さらにほかの会社であれば同じような仕事内容や今よりも少ない仕事内容で給料がたくさんもらえている場合、やってられないと感じる方もいると思います。
割り切って働く方も多いですが将来的なことを考えるのであれば転職して待遇の良い会社を見つけることをおすすめします。
将来性を感じられない
将来的に下火になっている業界であったり、自分自身の給与アップや将来的な昇進を見込めないのであれば、仕事に対するやる気を感じられないのは当たり前です。
実際に、株式会社レソリューションが実施した20代から30代を対象にした調査によると、以下のような結果が出ています。
このように20代~30代の約8割の人が将来に不安を感じているというデータもあります。
将来的な不安があれば仕事の満足度も下がります。
それが原因で将来が不安になり、ストレスがたまる方もいるでしょう。
妥協して仕事している部分がある
給与がある程度あるから妥協している場合や一度辞めて転職することが面倒くさいことから妥協している方も居ると思います。
この点に関してはあなたがどこまで妥協できるかによります。
はじめは給与が高いのであれば自分に合わない仕事であっても続けていこうと思っていても、数年続けているうちに合わない辛さのほうが勝ってくる場合もあります。
やりがいを感じることができない
仕事に対してやりがいを感じていないと「今の仕事は合っていない」と思わざるをえません。
やりがいを感じられない人の多くは、プライベートが充実していない人にも多いです。
仕事のやりがいを取るのかプライベートの充実をとるのか自分自身で天秤にかけて比べてみるようにしましょう。
プライベートも寝て起きて仕事の繰り返しの人も仕事の満足度が下がり「仕事が合わない」と感じやすいのです。
自分が本当に今の仕事を続けて今の生活のままでいいのかそれとももっとプライベートを充実させたいのか、あなたがどうしたいかによって今後を考えてみるのがいいでしょう。
自分がどんな職場にマッチしているか診断するのもあり
いきなり転職活動を始める前に、自分がどんな転職ができるのかを知るところから始めるのがベストです。
「いきなり転職活動をするのはめんどくさい…勇気が出ない…」と思う方もいると思います。
そんな方は、まずはミイダスで自分がどんな職場や職種、年収、市場価値などを診断してみるといいです。
ミイダスは無料で手軽に自分の転職するときの市場価値を調べることができるアプリです。
以下の3つの自己分析ツールを利用することができます。
診断の種類 | 特徴 |
コンピテンシー診断 | あなたのストレスが感じやすい点や相性の良い上司や部下がわかる |
市場価値診断 | 今の適正年収を簡単にチェックできる |
パーソナリティ診断 | 自分の生まれながらの個性を発見し、どのような場面で活躍できるかわかる |
上記の診断を利用することによって、以下のように一目で自己分析ができます。
他にもあなたに合った職種や、ストレスを感じない職場の雰囲気、あなたの市場価値などが一目でわかります。
なので自己分析をしたいという方は利用して損はありません。
転職エージェントなどがちょっと気が進まない時はぜひミイダスを使ってみてください。
仕事が合わない時の対処法まとめ
対処法まとめ
- うつ傾向、体調不良があれば病院を受診する
- 病院に行く気にならない場合は働く人の「こころの耳電話相談」で相談
- 仕事の改善は、上司・人事・労働基準監督署に相談
- まずは仕事を辞めて失業保険で休む
- 医師の動画で休職した方がいいサインをチェック
仕事が合わないと思うのは甘えでも何でもありません。
あなたに合う仕事はほかにもありますし、ストレスを感じていたり、うつ傾向にあるのであれば早め早めの対応が大切です。
自分の将来のためには1日も早く行動に移しましょう。
この記事を書いた人
安藤麗奈。1987年生まれ。転職エージェント計3社で11年勤務。z転職のような一人一人に合った転職エージェントを紹介するサービスやリクルート系転職サービス、ブラックな転職エージェントでの勤務経験もあり。既卒から一般転職・ハイキャリア・専門職の方までフォロー。