嫌がらせを無理して耐えると、うつ病などのリスクがあるので早急に改善する必要があります。
絶えて限界を超えた後に誰かに相談する、退職するのは遅すぎるのです。
なので、自分のためにも「これは嫌がらせかも?」と早い段階で対処するのが大切になります。
本記事ではそんな職場で嫌がらせされる原因や、退職しない対処法を解説していきます。
また、退職する際にやり返す方法も解説するので、転職を考えている方も参考にしてください。
嫌がらせしてくる職場環境をしっかり対処していきましょう。
あなたが原因?職場で嫌がらせしてくる理由
ここでは、なぜあなたが職場で嫌がらせを受けるのかについて解説します。
基本的に理不尽に嫌がらせを受けることもありますが、もしかするとあなたが職場の人を不快にさせている場合もあるかもしれません。
ここでは、そんな嫌がらせを受けてしまう要因が自分にあるのか確認してみてください。
仕事スピードが遅い or 早い
あなたの仕事ペースが遅い、または早いと周りから職場の人たちから反感を貰うことがあります。
どうしても、人といは同調意識があるので、周りと違うのを避ける傾向があります。
周りより仕事が遅ければ、周りは「どんくさい」「足手まとい」と思い、嫌がらせするかもしれません。
反対に仕事が早ければひがみや妬みの感情で、嫌がらせをしてくる可能性もあります。
あなたの仕事が遅くて嫌がらせを受けているのであれば、仕事を早くすることで嫌がらせを受ける事も無くなるでしょう。
しかし、仕事が早く終わらせテルにかかわらず、嫌がらせを受けるのは職場の人が悪いです。
下手に見られている
次にあなたのが下手に見られていると嫌がらせの対象にされるときもあります。
基本的に下手に見られていなければ、嫌がらせを受ける事はないです。
下手に見られる原因は色々あります。
下手に見られているので多いのが人に好かれようとして、下手に出る態度をしている人です。
こういった下手に出る人は周りの人から「この人は何をしても許してくれる」と思われれ、嫌がらせをされやすいです。
なので、下手に出るのも大切ですが、自分がどういった人かも出していくようにしましょう。
職場で浮いている
職場で浮いていると嫌がらせの対象になりやすいです。
例えば、大卒中心の職場であれば、高卒の人に学歴差別の嫌がらせをしてくるときがあります。
他にも、女性であれば美意識の差で嫌がらせを受けることもあるでしょう。
このように、何か色濃い偏見が残っている会社は、その偏見に当てはまらない人に嫌がらせする傾向があります。
正直、こういった嫌がらせを改善するのは、その嫌がらせを助長している人の意識を変えるか、あなたが周りと合わせる努力をするしかありません。
なので、助長する意識を変えるのは難しいですが、一度周りと合わせてみる努力をしてみるのも良いでしょう。
ただし、嫌がらせる人が悪いのが大前提
ここまで、あなたが原因で職場から嫌がらせを受けることを書いてきました。
「嫌がらせされるのは私に原因があるのか」と思った人も多いでしょう。
しかし、まず大前提にあるのは、嫌がらせをされるあなたは悪くはないということです。
なので、あくまで嫌がらせされるのはあなたが原因であっても、それをあなた自身が責める必要はありません。
最悪、原因を改善しても嫌がらせがなくても、転職や異動すれば人間関係を変えることもできます。
なので、基本的には嫌がらせで「自分が悪い」と神経質になる必要はありません。
【退職しない】職場で嫌がらせを受けた時の対処法
ここでは嫌がらせされた時の対処法について解説します。
嫌がらせがどうしても嫌なのであれば、退職して新しい職場に転職するのも良いです。
しかし、中には家庭があり、今の会社を辞められない人や「嫌がらせ以外は特に会社に不満がない」と思っている方も多いでしょう。
そういった方はまず、これから紹介する嫌がらせの対処法を実践してみてください。
同じ土俵に立たない
まず、嫌がらせされてもできるだけ動じないようにしてください。
嫌がらせされて反応すれば、より嫌がらせする人は喜びます。
なので、嫌がった反応をすれば、嫌がらせがやまないのです。
なので、もし嫌がらせされても「別にされてもそれが?」くらいの態度にまずはしましょう。
ただし、度が過ぎるような嫌がらせは、同じ土俵に立たなくてもイライラするものです。
そんな時は他の嫌がらせの対処法を並行して実践してみましょう。
相談する
次に嫌がらせを上司や仲の良い同僚に相談するという方法です。
上司からの嫌がらせの場合は、同僚以外にも他の上司にも相談してみると良いでしょう。
この段階で相談する人が「嫌がらせをしっかりと止めないといけない」という意識があれば、しっかりと対策や何か提案してくれます。
反対に「確認してみる」などの、あてにならない反応をしてきたときは、上司が嫌がらせを承認していることになります。
普通、嫌がらせしている人に「嫌がらせしていますか?」と言われても「嫌がらせのつもりはない」など嘘を疲れて終わりだからです。
もし、頼りないアドバイスの場合は、今の会社を見切ることも考えておきましょう。
自分の不満を相談するだけでも、ストレスは発散できるので、とりあえず相談してみるのはおすすめです。
嫌がらせする人を無視する
嫌がらせがどうしようもない人であれば無視するのも1つの対処方法です。
例えば、仕事の話でも間に誰か入れて間接的にやりとりをする、とにかく嫌がらせする人の相手にしなければいいのです。
単純に、関わる時間が少なくなれば嫌がらせさせる回数も少なくなりますし、悩みも小さくなります。
ただ、嫌がらせする人が反省するなどではないので、あくまでも応急処置です。
嫌がらせしてくる人が上司であればキャリアにかかわってきます。
どこの会社も「報・連・相」が当たり前なので、無視するリスクも考えて実践してください。
激的に改善されるわけではありません。
なので、おすすめの利用タイミングとしては、退職届けを出した引継ぎ機関など「どう思われようが関係ない」と割り切った時に実践するのが良いでしょう。
本気で話し合う
嫌がらせされた人と本気で話し合うという手段です。
基本的に、嫌がらせする人は相手からの反抗にそこまで予想していません。
なので、不意に反抗されたら相手も驚きます。
熱く語り合うのも良いですし、とにかく相手に「この人は嫌がらせするべきでない」と思わせましょう。
中途半端に話あってしまうと、さらに反感を買うことになり嫌がらせがひどくなることもあります。
話し合いは1回で終わらせるのがベストです。
むしろ、嫌われて相手にされないくらいに反抗するくらいが丁度いいでしょう。
異動願を出す
この方法は退職しない解決策を抜いての最終手段になります。
認められるかは会社の状況次第にもなりますが、一気に嫌がらせから解放されます。
しかし、認められる可能性は低いですし、一かバチかの勝負になるでしょう。
もし、異動が認められないのであれば、転職視野に入れておいた方が良いです。
というのも、異動を申し出て、現状が改善されればいいですが、ほとんどの場合は改善される可能性はありません。
異動か転職の2択の覚悟で異動を伝えてください。
退職してやり返す方法
ここでは退職を考えている方向けにやり返す方法を紹介します。
嫌がらせは立派なパワハラなので、やり返す方法はいくらでもあるのです。
なので、最後に一矢報いたいと思っている方は参考にしてください。
また、パワハラで退職するかなどによって、失業保険で貰えるお金の金額も変わってきます。
嫌がらせが理由で退職を考える方もしっかりと損のない退職をしていきましょう。
ボイスレコーダーで記録
まず、愚痴や嫌味を直接言われているのであれば、某椅子レコーダーで記録してください。
パワハラなどを訴えるにも結局証拠が必要になります。
なので、ぜひ嫌味や怒鳴られたりする嫌がらせをする人はボイスレコーダーを活用していきましょう。
日記を書く
次に、嫌がらせに関しての日記を書いていきましょう。
日記も嫌がらせを受けた証拠になります。
少し面倒ですが、後々にやり返すツールになるので、できるだけ多く記録するのが大切です。
記録する項目としては以下を意識してください。
- 日付
- 嫌がらせの内容
- 嫌がらせをどう感じたか
- 誰からされたか
診断書を貰う
気持ちが鬱気味な時は、診断書を貰うようにしてください。
診断書もあなたが嫌がらせで苦しんだ証拠になります。
診断書の発行は即日から2週間と病院によって変わるので、ゆとりを持って貰うようにしてください。
また、費用も安くて3000円くらいで、高くて10000円します。
気になる方は病院に行く前に問い合わせると良いでしょう。
会社都合で退職する
退職には一身上の都合で辞める自己都合と、会社のせいで辞める会社都合の2種類があります。
そして、やり返すのと嫌がらせを受けて退職する自分のためを思うのであれば、会社都合の一択です。
会社都合で辞めることで、まず失業保険の手当てが増えます。
そして、何より会社都合にすることで、国からの保証金を止めたりする要因を作ることになります。
当然、会社は会社都合をなるべくしてほしくないと思うわけですから、そこの会社都合を出した人の評価を下げたりします。
評価が下がらなくても確実に、嫌がらせをした人は注意を貰うでしょう。
どうしようもないなら転職しよう
嫌がらせを受けたのであれば、まずは転職を考えることをおすすめします。
というのも、嫌がらせを改善できる可能性は低いからです。
なので、職場を改善していくよりも、転職活動をしたほうが結果的に効率よく問題を解決できることが多いです。
転職は「新しい職場に馴染めるかわからない」「そもそも転職活動が上手くいくかわからない」と思う方も多いでしょう。
そういった方は働きながら転職活動をしてみたりすると良いでしょう。
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