嘘だらけ？転職サイトに掲載されてる口コミの信憑性は？正しい向き合方を紹介！

転職サイトに載っている口コミってなんか嘘っぽくないですか？信憑性はどうなのでしょう。

当然ですが「転職サイト」または「転職口コミサイト」に載っている口コミには、信用していい口コミとダメな口コミがあります。

信憑性がない口コミを信用してしまうと、わざわざ優良企業に転職できるチャンスを棒に振るリスクもあって危険です。

この記事ではそんな転職サイトと転職口コミサイトに掲載されている口コミの信憑性について解説していきながら、口コミの正しい向き合い方を紹介します。

大げさかもしれませんが、転職は自分の人生が変わるかもしれない一大イベントです。

なので、しっかりと正しい口コミを見極めて、希望の転職を成功させましょう。

嘘だらけ？転職サイトの口コミは信憑性がない

転職サイトで掲載されている口コミに嘘の内容は存在します。

口コミの中には「これ本当かよ」「良すぎだろ」というのも見かけます。

実はそういった内容があるのも転職サイトや求人を掲載している企業のズルい方法が潜んでいるのです。

安易に鵜呑みにしてしまうと、転職で失敗するリスクが大幅に上がるので、これから紹介する内容を知ったうえで転職サイトの口コミを参考にするようにしましょう。

信憑性がない？転職サイトで紹介している口コミが良すぎる！

大前提として、転職サイトに載っている企業の口コミは、あくまで人材を増やすのが目的です。

なので、企業はできるだけ多くの応募者の中から優秀な人材を雇いたいと思うわけですから、優良企業と思われるために良いことを書くのは当たり前なのです。

転職を考えている人たちは「できるだけ働きやすい環境へ」と考えているので、企業はその希望に沿った口コミを書かないといけません。

口コミの内容が良すぎると思うのは、良すぎるくらいに書いた方が企業に来る応募者が集まるからです。

また、転職サイトで口コミに答えている社員として紹介されたりしている人は、その企業内でも優秀な人が多い傾向があります。

営業部署であれば、営業成績が毎月トップで会社からも重宝されているレベルであったり、世渡りが上手な人が多いです。

あなたが「会社でもトップになれるスキルがある」と感じるのであれば、口コミを信用しても良いのかもしれません。

同じ様な待遇や出世も見込めるからです。

ですが、今までのキャリアを客観的に見直して、優秀な結果を残せるのかわからない方は過度に信用しないのがベストです。

第二新卒をメインにしている転職サイトに載っている社員の口コミでも、高学歴や短期間で得たスキルが優秀過ぎたりと何らか優秀な人が多いです。

なので、良い評判だけで記入されている転職サイトのみの口コミを信用してしまうと、いざ転職した時にイメージと違って後悔することになるので注意しましょう。

転職サイトに悪い口コミがない理由

転職サイトの口コミは、多くの利用者が目を通し参考にする部分になります。

だからこそ、そんな人材の応募数が大きく影響する部分に、マイナスな内容を載せることはしません。

「ウチの会社はサービス残業が多くてダメです。」「上司のパワハラがひどいです。」「福利厚生がしっかりしていません」など、載せる馬鹿正直な会社は日本に存在しないということです。

だからこそ、安易に口コミの内容を信じてしまい「優良企業だと思ったのに、いざ入社したらブラックだった」という悲しい結末を送る人が多いのです。

良い内容の口コミは本当かもしれませんが、悪い部分もあるということは常に念頭に置いておくのが大切です。

転職口コミサイトの口コミの信憑性は？

外部の転職口コミサイトは企業の良い悪いの内容があるので、偏った意見なく情報を集めやすいです。

なので、気になる企業の情報収集にはぜひ利用してもらいたいツールになります。

しかし、転職口コミサイトでも信じていい口コミとダメな口コミがあります。

結局、転職口コミサイトも利用の仕方次第でも、転職を有利になるか、不利になるかが決まってしまうのです。

もし、転職口コミサイトもあまり使い慣れていないのであれば、これから紹介する「口コミには嘘が混ざっているリスクはあるのか？」と「嘘か本当の見分け方」を参考にしてみてください。

口コミには嘘が混ざっているリスクはあるのか？

転職の口コミサイトには嘘がないとは言い切れません。

ただ、嘘というよりも主観的な立場や感覚で、結果的に嘘になってしまうことの方が多いでしょう。

例えば「あそこの会社はパワハラだ」という文章があったとします。

パワハラと口コミに書いてあれば、一見ダメな会社のように思うでしょう。

しかし、体育会系の人からすれば口コミを書いた人が感じたパワハラのレベルでは、そこもで恨むほどの感覚にはならないかもしれません。

むしろ、面倒を見てくれている感謝の気持ちすら芽生えている事実があるかもしれないでしょう。

このように、一概にパワハラやブラックと言っても、人の感覚によって様々になります。

もちろん、サービス残業が多すぎるなどはブラックです。別にパワハラやブラックな職場環境を肯定しているわけではありません。

転職口コミサイトを見るにあたって踏まえておいて欲しいのは、あまりに主観的な内容を参考にしすぎるのは危険だということです。

口コミが嘘かの見分け方

嘘の転職口コミサイトの口コミには特徴があります。

この特徴に当てはまる口コミは簡単に自作自演できるのもあり、参考にするのは少し心もとないでしょう。

というのも、内容が抽象的で文章量が少ないということは、いくらでも量産が可能な口コミになるからです。

たまたま企業に勤めている人が仕事でイライラして書き込んだ可能性もゼロではないということです。

反対に以下の口コミであれば、嘘でない口コミの可能性が高くなります。

↑ように具体性がある口コミというのは、自然に文章量も多くなりオリジナリティがあります。

例えば、パワハラでもどういったパワハラを受けたかや、残業の具体的な数字などでもいいです。

また、ポジティブな内容であれば「有給がこんな場合でもしっかりとれる」「普段はよほどの繁忙期でないと残業がない」など、できるだけ具体的な内容が良いでしょう。

ただ、あくまでも具体的な口コミでも、あなたと同じキャリアであったり、スキルを持っているわけではありません。

残業がほとんどない内容の口コミは、口コミを投稿した人が単に優秀なだけで、周りは残業をしているかもしれないです。

なので、くれぐれも利用すれば同じような状況になると期待しすぎないようにしましょう。

あくまで「口コミのようになりやすい」と思い、断定してしまうのは辞めて下さい。

口コミの正しい向き合い方

口コミの正しい向き合い方について解説します。

正しく口コミを利用できれば、自分のための正しい企業情報だったりが手に入り、それだけで満足できる転職がしすくなります。

これから紹介する口コミの正しい利用方法を知って、偽りの口コミ情報に踊らされないようにしましょう。

ダメな口コミは無視する

これらの口コミは参考にならないことが多いので読み流すくらいがベストです。

参考にするべき口コミの大前提として、外部の転職口コミサイトの「内容が具体的」「文章量が多い」は絶対に守るようにしましょう。

このポイントが守れていないと、いくら他の部分で口コミを選定しても結局は嘘の口コミを集まったりして、転職を失敗してしまうリスクが上がってしまいます。

私情の口コミには注意する

このような口コミは人によって、感じる範囲が変わってきます。

例えば、体育会系の人とそうでない人ではパワハラの感じる範囲が違うということです。

なので、こういった前職の具体的な状態などはあくまでも、口コミの信用度が高いだけであって、あなたに当てはまるかはわかりません。

あくまで、ブラックだったなどの参考もしても良いですが、自分にも当てはまるか客観的に判断するようにしましょう。

投稿時期は新しいものを中心に見る

口コミの投稿されている時期に目を配ってみてください。古すぎる投稿は、情報が間違っていることもあります。

特に中小企業であってり、創業10年以内、ベンチャー企業などは社内の内情の変化が比較的激しいです。

大企業などは、しっかりとした仕組みが定着しているのですが、多少古くても信用はできます。

ただ、あくまでもその時のパワハラが原因だった上司がいるとも限りませんし、できれば古くても3年前まで口コミが集めるのがベストです。

ただ、3年前の口コミが少ない場合などは、臨機黄変に5年前なども参考にしていきましょう。

できるだけ多くの人の口コミを読み込む

時間が許す限り、できるだけ多くの転職口コミサイトの信用ができる口コミを見ていきましょう。

手間はかかりますが、できるだけ多くの口コミを見ることで、口コミの内容が正しいかどうかの判断材料になります。

口コミの読んだ件数が少ないと情報が足りなかったりして「良すぎる」「悪すぎる」印象を持ちかねないからです。

「口コミがまだ足りない」と感じた時は、複数の口コミサイトを利用していくのをおすすめします。

複数の転職口コミサイトを利用すれば、最低限納得のいく口コミを集めることができるでしょう。

できれば気になる企業の口コミであれば最低20～30は目指してください。

色々な求人を見ていくことも忘れずに

口コミを集めるのは、本当に気になった企業と出会った時だけで十分です。

むしろ、内定を貰えたくらいの段階で、初めて口コミを収集し調べるくらいの感覚で大丈夫でしょう。

口コミは調べれば調べる程に、たくさん集めることができます。

なので、内定を貰っていない段階で調べると、書類選考や面接対策などがおろそかになる可能性もあります。

結局、口コミを調べすぎて肝心の貰える内定の数が減ってしまえば本末転倒です。

口コミを調べる作業はいわば、転職で言う仕上げの段階です。

まずは、いかに自分の希望条件に当てはまる企業に正しいアプローチができるか？ということに集中してください。