転職して上京するならどれくらいの費用が必要なのか気になりますよね。
この費用によって上京して転職をするのか考えている方も多いでしょう。
実際、この費用の目安を間違ってしまうと、途中で転職活動が止まったりすることも。
そうなれば、中途半端な転職になり、上京できたとしても「上京しなければよかった...。」と後悔する可能性もあります。
反対に、どれくらいの費用が必要なのかを知っておけば、効率よく転職活動を進行できることができます。
この記事では上京を見据えた転職にかかる費用を詳しく解説します。
また、記事後半では貯金がない、または少ない人でも転職して上京できる方法もまとめました。
「上京したい!」と思っている方は参考にしてください。
転職ありの上京にかかる全体費用の相場は?
転職し上京する費用は以下にまとめました。
項目 | 費用 | 計算方法 |
転職活動の費用 | 20,000円~40000円 | (交通費+宿泊代)×3回 |
引っ越し費用(都内に想定) | 340,000円~540,000円 | (家賃×5)+(管理費+火災保険料+鍵の交換量) |
家具・家電 | 150,000円~350,000円 | 部屋にこだわるだけ高くなる |
上京先での生活費 | 100,000円~120,000円 | 食費や光熱費など |
合計 | 610,000円~1,050,000円 | ー |
このように転職して上京費用はピンキリ。
主に引っ越し費用と家具・家電をどれだけこだわるかで費用がどれだけ必要なのかが変わると思ってください。
安く費用を押さえようと思えばできますし、高くなるなら高くなります。
記事後半でも費用を抑える方法も紹介するので、まずは費用の詳しい内訳から解説していきます。
転職して上京するのに必要な費用の内訳を詳しく解説!
ここでは転職して上京するまかかる費用の内訳を詳しく紹介します。
「上京して安定して生活できるまでにいくら必要なの?」と思っている方は参考にしてください。
主に上京ありの転職で把握しておくべき費用の内訳は以下になります。
上京ありの転職費用
- 転職活動の費用
- 引っ越し費用
- 家具・家電
- 上京先での生活費
それぞれの費用を詳しく解説していくので、上京を考えている方は参考にしてください。
転職活動の費用
まず上京するのであれば新天地で新しい職場を見つける必要があります。
主に上京先にある企業に面接を受けるための交通費と、日が重なるのであればホテル代が必要になります。
ちなみに、この値段は上京先がどこかなどで、値段は大きく変わってきます。
基本的には夜行バスや飛行機、新幹線を利用するのであれば、往復で10,000円~30,000万円くらいを見ておけばいいでしょう。
そして、宿泊場所などに関しては、以下の選択肢があります。
宿泊先 | 一泊の値段 |
ビジネスホテル | 約6000円 |
ネットカフェ | 約2000円 |
カプセルホテル | 約3000円 |
何泊もなるとかなり出費がかさみます。
なので、基本的に都内に友達がいる方は「上京したらご飯奢るから泊めさせて」と頼むのが無難です。
ネットカフェなども都内であれば、半分ホテルのような個室部屋があります。
なので、コストを抑えたいのであれば、一度個室のネットカフェについて調べてみると良いでしょう。
また、交通費やホテルなどは早く予約すると安くなる傾向がるので、面接日がわかり次第に予約していくのがおすすめです。
引っ越し費用
次に引っ越し費用になります。
荷物が少ない方であれば、普通の配達で送れば安く抑えることができます。
しかし、ソファーや家電なども運びたいのであれば、引っ越しの業者に頼む必要が。
上京する場所の距離にもよりますが、大体荷物が少ない方で50,000円ほど、荷物が多い方で80,000円ほどが平均になります。
引っ越し先の物件にかかる初期費用は?
また、荷物を運ぶ以外にも賃貸物件に支払うお金がかかります。
主に引っ越し先に払わないといけない費用は以下になります。
項目 | 費用の相場 |
前家賃 | 2ヵ月分 |
管理費 | 5,000円ほど |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分 |
敷金 | 家賃1ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月分 |
火災保険料 | 約20,000円 |
鍵の交換量 | 約15,000円 |
基本的には住む物件によって、値段が変わってくると考えて良いです。
物件によっては敷金、礼金が安いところもありますし、鍵の交換量もないところもあります。
なので、その人の物件の選び方次第で変わってくると思ってください。
ただし、基本的には以下を基準に上京を考えている方は計算していくと良いです。
計算式
(家賃×5)+40,000=物件に引っ越す初期費用
ここに引っ越し業者の値段などを足していくと良いです。
東京の家賃の相場も紹介してい置きます
ちなみに東京の家賃相場は以下になります。
【ワンルーム・1DK・1K】
地域 | 家賃相場 |
江戸川区・葛飾区・足立区 | 60,000円~70,000円 |
練馬区・荒川区・板橋区 | 70,000円~80,000円 |
北区・杉並区・中野区・世田谷区・大田区 | 80,000円~90,000円 |
豊島区・品川区・江東区・墨田区・文京区 | 90,000円~100,000円 |
渋谷区・目黒区・台東区・新宿区・港区・中央区・千代田区 | 100,000円~ |
このように都心でも盛んと言われている地域の家賃相場はやはり高くなります。
もし、家賃を押さえたいのであれば千葉県や埼玉県に住めば家賃50,000万円以下も見つけやすいです。
しかし、転職先の場所によっては交通の便が悪かったりもします。
なので、ケースバイケースでどこの地域の賃貸物件を借りるかは判断した方が良いでしょう。
家具・家電
もし、レオパレスなど家電セットの賃貸物件ではない場合は、家具や家電を揃える必要があります。
正直、商品自体もピンキリなので、そこまで予想するのは難しいです。
その場しのぎであれば150,000円もあれば家具・家電一式は揃えられることができるでしょう。
少し内装や家電の質にこだわるのであれば、300,000円あればおしゃれな部屋にできます。
もし、どうしても部屋の内装や家電の質にこだわりつつ、費用を押さえたいのであればマンスリーマンションなどの賃貸物件を探すと良いでしょう。
正社員になって貯金をしてから、再度引っ越しを検討するのが良いです。
上京先の生活費
次に、上京先の生活費になります。
これはできれば2ヵ月分はあったほうが良いでしょう。
というのも、転職した企業によっては、末日締めの25日払いなど約2ヵ月間の給与が入ってこない時もあります。
「1ヶ月分の生活費があれば大丈夫」と思う人が多いですが、それは勤め先によって違います。
【男女別の相場】1ヶ月の生活費
男女別に1ヶ月にかかる生活費をリサーチしてみました。
まず、男性の場合ですと以下になります。
【男性】
項目 | 料金 |
食費 | 30,000円 |
水道光熱費 | 11000円 |
通信費 | 8000円 |
飲み会参加費 | 25,000円 |
保険・医療費 | 7500円 |
その他(趣味・娯楽) | 30,000円 |
合計 | 104,000円 |
そして、女性の生活費は以下になります。
【女性】
項目 | 料金 |
食費 | 28,000円 |
水道光熱費 | 13,000円 |
通信費 | 9,000円 |
飲み会参加費 | 23,000円 |
保険・医療費 | 8500円 |
その他(趣味・娯楽) | 40,000円 |
合計 | 121,000円 |
結果を見る限り、やや女性の方が生活費が高い結果になりました。
ここに家賃がプラスされるんで大体月に180,000円から200,000円ちょっとかかるくらいと考えると良いでしょう。
あくまでも今回は都内の方を調査しました。
なので、他の地域によってはもう安くなるでしょう。
費用を節約して貯金なしでも転職して上京する方法
ここまで読んでいると転職して上京するのには、かなりそこそこのお金が必要なのはわかったと思います。
しかし、人によっては「もっと費用を押さえたい」「お金がないと上京は無理なのか?」と半分諦めモードに入っている方も多いでしょう。
そこで、ここでは費用を押さえて、転職の上京を実現する方法を紹介します。
あまり費用をかけたくない人にはおすすめの方法になるので、コスパ良く上京したい方は参考にしてください。
紹介する方法は以下になります。
費用を抑える方法
- 手当が充実している求人を選ぶ
- 物件が安い時期を選ぶ
- クレジットカードで生活する
- 転職活動中は貯金する
- 上京支援サービスを利用する
それぞれ詳しく解説していきます。
手当が充実している求人を選ぶ
まず、求人にも「交通費支給」「引っ越し代の一部負担」など、費用を出してくれる企業があります。
もし、転職活動の費用を押さえたいのであれば、こういった費用を負担してくれる求人を攻めるのもありです。
注意点としては、いくら費用を負担しているからと言って、勤め先は妥協しないでください。
確かに、費用を負担してくれる企業はありがたいですが、どこに転職するかよりも転職した後が重要だからです。
なので、費用を負担してくれるからと言って、あなたの希望条件に合わない企業に転職するのは注意してください。
また、引っ越し先を負担してくれたりする求人は『キャリアスタート』が多く保有しているので気になる方は相談してみてください。
物件が安い時期を選ぶ
次に賃貸物件は4月中旬から8月は安く契約できる時期と言われています。
無理に上京するタイミングをコントロールしろとは言いません。
ですが、少しでもオフシーズンに賃貸を契約できれば、費用を安く抑えられるでしょう。
あくまでも、調整できるのであれば調整する優先度で大丈夫です。
無理に賃貸物件を借りる時期を遅らせたり、早くしたりして無理に契約するのは辞めましょう。
クレジットカードで生活する
次に貯金がない方におすすめの方法です。
それはクレジットカードで生活をするという方法です。
クレジットカードの支払いは基本的に「翌月の半ばから末日」「翌々月の初旬」などのことが多いでしょう。
なので、転職先の給与日を計算していけば、貯金が無くても生活できるということです。
人によってはクレジットカードを使うのは抵抗感が出るかもしれません。
しかし、クレジットカードを利用することによって、通信代をペイできたりとメリットも大きいです。
管理さへしっかりすれば、むしろポイントが溜まったりしてお得なので、貯金がない方は検討してみてください。
くれぐれも使い過ぎには注意してくださいね。
転職活動中は貯金する
次に転職活動中はできるだけ貯金してください。
これは先ほどクレジットカードの利用がおすすめで解説した通り、給料日まで働いていても無収入のタイミングがあるからです。
また、転職で内定が貰ってから上京するための物件を探している方は、引っ越し費用の足しにすることも。
なので「転職する時は上京しよう」と決めている方は、できるだけ貯金をするのがおすすめです。
上京支援サービスを利用する
次に求人を探す際には必ず上京支援サービスを利用してください。
上京支援サービスとは、その名の通りあなたの上京をサポートしてくれるサービスになります。
主に以下をサポートしてくれます。
チェックリスト
- 求人の紹介
- 引っ越しのサポート
- 転職から上京・入社までの日程調整
- 面接対策
上記のサポートを無料で受けられることができます。
今の時代、上京を考えている方であれば利用が必須と言って良いサービスでしょう。
もし、今の手取りが25万円以下の20代の方であればキャリアスタートの利用がおすすめです。
引っ越し支援から就職先の支援まで徹底的にサポートしてくれます。
相談するだけでも、転職ノウハウをまとめた本なども貰えるのでぜひ活用してください。
また、他のサービスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事でおすすめの上京支援サービスをまとめています。
特に、上京では「どこに転職するか?」が重要なので参考にしてください。
まとめ、、貯金がない方は節約を意識して上京を!
費用を節約すれば貯金が少なくても上京することは可能です。
普通に転職して上京するとなると何十万円の費用が掛かります。
しかし、ほんとの人は全額をすでに用意できている人は少ないのではないでしょうか?
また、貯金があったとしても、なかなか何十万円も使いたいとは思わないでしょう。
なので、できるだけ節約を意識しながら転職活動を進めるようにしてください。
費用をできる限り抑えて、転職して上京するに上京支援サービスの利用は必須です。
もし、どの上京支援サービスを利用すれば良いのかわからない方は「キャリアスタート」の地用がおすすめです。
また、その他の上京支援サービスの利用を検討している方はこちらの記事を参考にすると良いです。
上京ありの転職についてはこちらの記事にまとめています。
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