「dodaはブラックばかり紹介されるのか?」心配になっておる人も多いと思います。
- dodaはブラックばかり紹介してくるのか?
- 実際にブラック紹介された人の口コミ
- ブラックばかり紹介されやすい人
このあたりをまとめました。
残業が多かったり休みの日も仕事をしないといけないようなブラック企業で働きたくない方は必ずチェックしてください。
「dodaの利用を迷っている」「ブラックばかり紹介されたらどうしよう」と思っている方は参考にしてください。
【補足】本記事ではdodaの現実を厳し目に解説していますが、doda自体を批判するものではありません。dodaの転職で成功している人もいますし、重要なのはどう利用していくかです。
この記事を書いた人
安藤麗奈。1987年生まれ。転職エージェント計3社で11年勤務。z転職のような一人一人に合った転職エージェントを紹介するサービスやリクルート系転職サービス、ブラックな転職エージェントでの勤務経験もあり。既卒から一般転職・ハイキャリア・専門職の方までフォロー。
dodaがブラックばかり紹介してくる理由がある!
ブラックばかり紹介されてから「dodaはダメだ」と思ってdodaの利用を諦めてしまう人もいます。
ブラックばかり紹介してくる理由は4つが理由になります。
- 求人数が多いから
- なかなか応募が集まらない会社は紹介が増える
- メールが機械的に送られてくる
- 未経験の職種の場合
dodaの求人数が多いから
なので、希望条件に当てはまる求人を順番に紹介していく流れになりますが、その中にどうしてもブラック求人が混じっています。
巷では、ブラック求人ばかりと言われていますが、ばかりというよりかは紹介する求人が多いので「ブラックも含まれてくる」が最も正しいです。
ただし、求人情報だけ見てブラックとわかるものは少ないです。
- 平均残業時間の記載がある
- 「残業手当全額支給」の記載がある
- 残業手当についての記載がある
- その他手当の記載がある
このあたりの記載をしっかりと行っている会社は、ブラック企業の可能性はかなり低いです。
ブラック企業と言われる会社か見極めるには「定時にどれだけ終われているか?」が一番重要です。
求人情報から読み取れる情報で確認できるのは、勤務時間が長かったり、残業が多いかどうかになります。
この会社では、プライベート重視の会社なので、終業後のことについても「終業後は「映画を観る」「ジムに行く」「英語を勉強する」など、皆さん思い思いに過ごしています!」とアピールしているくらいです。
後から文句を言われるので、ブラックな会社はわざわざこのよう記載はしません。
もう一つ重要なのがアドバイザーに「ここの会社って離職率とかわかりますか?」と聞くことです。
また、定員が少ないにもかかわらず年中求人を出している会社も把握していたりします。
中には、dodaから採用された後で求人記載内容と違う勤務時間や給与体系だったためにアフターフォローをお願いしてくる人もいます。
なかなか応募が集まらない会社は紹介が増える
なので、友達や同僚が違う時期に転職活動をした場合であっても、同じブラックな会社がいつまでも残っていることがあります。
または、辞める人が多いので求人を出し続けることになります。
例え、dodaのアドバイザーが「この企業はブラック」と思っていても、希望求人に当てはまるであればブラック企業を紹介する流れになります。
例えば、「年収」「希望地域」「職種」で希望を出した場合、その項目で検索して、求人を紹介することになります。
応募する方からはブラックに見えるような求人でも、希望条件に沿っていれば紹介するわけです。
なので、その中にはブラックな求人も含まれるわけです。
また、プライベート重視で働きたいのであれば「プライベート重視で働けるところを探しています。」とそのまま言いましょう。
プライベート重視を売りにしている会社を紹介してくれます。
このように、伝え方ひとつでブラック求人を紹介される確率は格段に下がります。
メールが機械的に送られてくる
条件が悪い会社は、エージェントからの紹介からははじかれることが多いです。
なので、そのような会社は、doda登録後に希望の内容やあなたの業種に近い求人を自動で送るシステムで求人情報が送られてきます。
基本的には、エージェントを使わないで直接応募する方が利用するものです。
ネットの口コミでdodaはブラックばかりと書かれているコメントは、エージェントサービスを使わないで求人だけを見ている人がほとんどです。
さらに、dodaではスカウトメールを企業側から送ることができます。
エージェントからの紹介で応募されることが少ないので、企業側からスカウトメールを送ることも多いです。
スカウトメールを送る企業は大手や積極的な会社もありますが、中には条件が悪いのでエージェントから紹介してもらえない求人もあります。
そうすることで、ブラック企業の求人が送られてくることはなくなります。
dodaは求人数が多いので、初めは的を得ない求人情報が自動で送られてくることもわかった上で利用しましょう。
エージェントに紹介しておらう求人の方が人気がある優良企業と覚えておきましょう。
自動的に送られてくる求人紹介メールよりも、希望条件を伝えてキャリアアドバイザーに求人を紹介してもらう方がブラック求人を避けられる
むしろ、非公開求人やdodaエージェントにしかない独占求人を見る事が転職で成功するカギです。
未経験の職種の場合
というのも、企業側は「経験者優遇」などの形で経験者のみしかとっていない会社が多いからです。
「経験者優遇」という表示は法律的に「未経験の人の応募を拒否することはできない」ので法律無視で表現すると「経験者しかとっていません」とも言えます。
ですが、エージェントからすると、応募して書類選考に通らない会社の求人は紹介しても意味がないので、経験者しかとっていない会社は極力避けます。
なので、未経験の職種に応募利用としている場合は、数が少なくなり条件が悪くなりがちです。
未経験転職の人の多くも、条件が悪い求人ばかり来るのでブラックが多い!と口コミで言いがちです。
dodaでブラックばかり紹介される人の口コミ
このようにdodaは他の転職エージェントより書類選考に通ることも多いので、それがブラック求人アのではないか?と疑う人もいます。
週末にdodaに登録して、20社くらい応募したんだけど既に5社から面接しましょうってメールが届いてる…。
リクルートエージェントやリクナビNEXTではほとんど書類選考すら通らなかったのに何故なんだろう…。
嬉しい反面、応募した求人ブラックばっかりだったらどうしようと不安になってる💦— すぐるん@ブログ (@suguru_1988) August 19, 2024
実際に、この問題を解決した利用者もいます。
もし、ブラック企業ばかり紹介されたときに、どういった対処をすればいいかわからない方は参考にしてください。
キャリアアドバイザーの質が悪かった
25歳 男性
dodaはブラックばかり紹介されました。面談の時からやや「あなたはこれくらいの市場価値だ」と遠回しに決めつけてくる部分があったので残念でした。
結局、私が担当してもらってたキャリアアドバイザーは質が悪かったらしく、担当を変更してもらうとサポートも丁寧でしたし、しっかり私の希望条件も踏まえたうえで求人も紹介されました。
担当を変えてもらっても多少は微妙な求人も紹介されましたが、キャリアアドバイザーだけでここまで転職活動の質が変わるのはびっくりです。
そもそも、担当のキャリアアドバイザーと相性が合わなければ、ヒアリングなどの質も下がります。
dodaであればチャット問い合わせからも変更を依頼できます。
すでに利用している人で変更したい場合はと言わせてみましょう。
2日間メールを放置するだけで
48歳 男性
dodaエージェントの方は紹介される求人の質も個人的に良かったです。
ただ、自動で送られてくる求人は、あまり良いものがありませんでした。
正直、第二種の免許がある方というだけでタクシードライバーやら清掃員、飛込み営業などの求人が多く、利用する価値はないと思い利用停止をしました
良いオファーもあったかもしれませんが個人的には利用する価値はないと判断。
楽天やAmazonの広告メールを真に受けているようなものです。
何度も言いますが、ブラック求人にあたりたくなければアドバイザーの紹介以外は無視で良いのです。
40代後半以降で、今までの職歴にない求人を探そうとするとどうしても、条件の悪い求人になります。
なので、40代50代の方は特に注意して求人を探す必要があります。
希望条件に合う求人が少ないと思った
27歳 女性
doda以外にも他の転職エージェントを併用していました。
dodaを利用する前に大手の転職エージェントも利用していたのですが、どうしても興味のない求人も多く、自分の希望条件に合う求人が少ないと思ったからです。
なので、dodaを利用する目的も少しでも自分に合う求人と出会うために利用しました。
結果、色々な希望条件に合う求人に応募もできましたし「こいつ私の足元を見てるな」と思う転職エージェントの区別もつけやすかったです。
他の転職エージェントを併用すれば、転職エージェントを比較できるようにもなるので、自分を変に安売りするリスクを下げれます。
自分を安売りするリスクを下げれれば、自然にブラック企業に惑わされることもなくすことができます。
また、dodaがあなたの足元を見てきたときは他の転職エージェントをメインに利用すれば良いですし、有利に転職活動を進めることができるようになるでしょう。
▼dodaと併用におすすめの転職エージェント
転職エージェント | 年収500万以下求人 |
リクルートエージェント | 139,827件 |
doda(デューダ) | 26,713件 |
ワークポート | 18,002件 |
マイナビエージェント | 8,166件 |
エンエージェント | 約5,000件 |
dodaでブラックばかり紹介される人の特徴
見方を変えれば、ブラックの方が採用されやすく、エージェントは楽なのです。
ブラックばかり紹介される人はdoda以外の転職エージェントを利用しても、ブラックばかり紹介される可能性が高く転職活動の質を下げてしまう可能性があります。
- 市場価値が低い
- 希望条件を具体的に伝えていない
- 口車に乗せられている
- 転職を急いでいる
- dodaエージェントを信用しすぎてる
市場価値が低い
基本的に、このような方は内定率の高い求人をdodaから紹介される傾向があるのです。
内定率の高いところは人材の入れ替わりも激しいブラックな場合が多いです。
すぐに市場価値を高めるこてゃできないのです。
「自分の市場価値はまだまだ未熟かも…」と思っている人は転職エージェントを併用したりして、できるだけ多くの求人を見るようにしてください。
より自分の「市場価値を上げれる企業」「高く評価してくれる企業」を選び抜いて転職活動を進めていくのが良いでしょう。
口車に乗せられている
また、転職エージェントでは「できるだけこのリストにある求人を紹介して!」と上司言われていることもあります。
例えば、ひどいキャリアアドバイザーだと、わざと「あなたの市場価値は低いです」と言って危機感を煽りながらブラック企業を紹介してくることもあります。
▼見極めるポイント
- 希望していない求人の締め切りを強調してくる
- 一覧の中で条件が悪い求人をなぜか押してくる
- 1回目の紹介でとりあえずここから応募しましょうと言ってくる
なので、特に都市部で事務職や営業、サービスなど求人数が多い職種にもかかわらず、紹介求人が少ないということは、その中に受かりやすいブラック求人がまぎれていることが多いのです。
転職を急いでいる
相手も足元を見て、色々なブラック企業に応募させようとしてくる可能性が高いです。
というのも、転職で焦っている人というのは、早くしないといけないという危機感で色々な求人を応募ししてくれやすいからのです。
早く決めてしまわないといけない状況もあると思いますが、残業状況やアドバイザーへの質問をしっかりとして、求人に疑う余地はないか確認しましょう。
dodaエージェントを信用しすぎてる
極論を言えば、利用者がブラック企業に転職しても、優良企業に転職しても同じなのです。
結局、あなたに紹介するキャリアアドバイザーも上司から「この企業に応募させる」など、ノルマを課せられていることもあるからです。
なので、あまりにもdodaを信用しすぎてしまうと、ブラック企業とわからなくて転職して後から「転職失敗だった」と後悔することに繋がりやすいです。
dodaを信用して転職活動を進めるのも大切ですが、紹介された求人を自分でしっかりと精査することが大切です。
dodaでブラック企業を紹介されないための希望の出し方
下記、3つは最低限の希望です。
- 年収
- 勤務地
- 職種
この3つだけ伝えて、求人を出してもらうと、ブラックな求人がまぎれることも多いです。
- 平均残業時間月○時間
- 残業代額支給
- その他手当がついている
- 有休がとりやすい
- プライベート重視
このような、条件も付か加えることで、ブラック企業が高い確率ではじかれます。
また、希望をいろいろと言う人ほど担当者も手抜きをしないでしっかり精査しようという気持ちになります。
しっかりと初めから伝えることで、より有料の求人と巡り合えます。
地方など条件に合う求人が少ない場合は、そこから徐々に希望を緩めていけばいいだけです。
dodaはブラック求人が紹介されることもあると頭に入れて利用することが大切
しかし、dodaのサポートの質が高くても希望条件をしっかり伝えないと、ブラックばかり紹介してくることもあります。
どの転職エージェントでも同じです。
複数の転職エージェントを利用して、紹介される求人を比較することが大切です。
dodaと併用におすすめの転職エージェント
転職エージェント | 特徴 |
リクルートエージェント | 公開求人が約40万件、非公開求人が約35万件と、合計で75万件以上の求人を保有。年間5万人以上の転職を支援しており、過去には45万人以上の転職者を成功に導いてきた実績 |
doda(デューダ) | 日本最大級の転職サイトで、870万人以上のの会員登録者数を誇ります。dodaの利用者は20代から35歳までの若手層が約70%を占めています。 |
z転職 | Z転職は5万社以上の企業と提携しており、特に、IT業界やSNS関連企業など若者に人気の非公開求人を紹介してもらえることでも有名です。 |
UZUZ(ウズウズ) | 20代特化の転職エージェント。ブラック企業を徹底的に排除する仕組みを持っており、高い入社後定着率(94.7%)を誇ります。 |
第二新卒エージェントneo | 第二新卒に特化した転職エージェント。約10,000社の企業と提携、多様な業界・職種の未経験歓迎求人を豊富に取り扱っています。 |
dodaがおすすめの人
- 20代~40代で全職種の方
- 都市部の求人を詳細に知りたい方
- 地方の求人を探している方
- 非公開求人を紹介してもらいたい方
- エージェントサービス以外にも転職サイトの利用もしたい方
dodaエージェントの詳細
サービス名 | doda(デューダ) |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
許可・届出受理番号 | 13-ユ-304785 |
定数データ | 利用者満足度90% |
公開求人数 | 292,925件(2024年10月現在) |
非公開求人数 | 34864件 |
料金 | 無料 |
業種 | IT、製造、営業、医療、サービス、建築・土木など幅広く対応 |
対象者 | 全職種、全年代、初めての転職者からエグゼクティブ層まで |
対応年齢 | 主に20代~30代半ば |
対応地域 | 全国、主要都市でオフィスあり |
公式サイト | https://doda.jp/ |
【注意】転職エージェントの裏事情
やめとけ!使わない方がいい転職エージェント7選!と使わない方がいい人の特徴をまとめています。