リクルートエージェントを利用する上で「面談がめんどくさい」などと思いっていませんか？
リクルートエージェントは電話面談も可能ですが、普通に面談をする良りも押さえておかなければいけないポイントがあります。
本記事ではそんなリクルートエージェントの電話面談をするメリットやデメリット、またうまく使いこなすためのポイントを紹介します。
リクルートエージェントはそもそも電話面談が可能なのか？
結論から言うと、電話面談か普通に面談した方だと後者の方が転職で成功しやすいですし、リクルートエージェントも電話面談は推奨していません。
なので、リクルートエージェントの公式ホームページでも公に電話面談を推奨している、可能などは掲載されていません。
基本的には、できるだけ臨機応変に時間を合わせてくれて、登録者の住まいに近い拠点で面談をします。
ただ、リクルートエージェントは常に多くの利用者を持っているので、どうしても面談に手が回らない時は電話対もしているそうです。
特に、３～４月と９～10月の転職するにはベストな時期というのは登録する人も増えることあってか電話対応を強いられる可能性が高くなります。
全国の求人をリクルートエージェントは取り扱っているので、万が一に利用者の地域に面談をする拠点がない場合は電話対応があるようです。
他にも、仕事が忙しすぎて極力効率よく転職活動を行いたい方も電話面談をあえて選ぶ方もいます。
何か理由や時期的な問題がないと、ほとんどは電話面談ではなく普通の面談を実施するようです。
なので、どうしても電話面談で進めたい方はリクルートエージェントに頼んでみると良いでしょう。
リクルートエージェントで電話面談にするメリット
ここでは実際にリクルートエージェントで電話面談を行うメリットについて紹介します。
あえて電話面談を選ぶことによって以下のメリットがあります。
- 時間の節約ができる
- 押しに弱い方でも冷静に対応できる
それぞれ、詳しく解説していくので参考にしてみてください。
時間の節約ができる
まず、電話面談にすることによって得られる大きなメリットとしては「時間が短縮できる」「拠点へ出向くことがないので労力がかからない」ということになります。
どうしても「面談をいちいち受けに行くのはめんどくさい」と思う方は一定数でいるはずです。
というのも、面談へ行くということはせっかくの休憩時間を消費するということですから、面倒と思っても自然です。
電話面談にすることによって、まず拠点へ出向く労力というのを温存できますし、何より普通の面談だが基本１時間としたら電話面談はその半分の30分で基本的には終えることができます。
押しに弱い方でも冷静に対応できる
次は転職をまだするか決めていない人に一番大きなメリットになります。
どうしてもリクルートエージェントでも他の転職エージェンとでも同じことなのですが、利用者を転職させてから企業からお礼として報酬を貰うという後払いのビジネスになっています。
なので、面談の際に強引に転職を勧めようとするエージェントもいます。
特にリクルートエージェントは業界屈指の求人数を持っているのでエージェント側は「あなたにならこんな求人がありますよ」とアピールをかけやすいんですね。
一見、求人を紹介された利用者側からすれば、こんな求人があるのなら転職を早く進めるべきだと思ってしまいます。
もちろん早く転職をしたほうが良い場合もあります。
ですが、こういった口車に載せられてスピーディーに転職してしまうと、新しい勤務先で働いたときに「もっとちゃんと調べて入るべきだった」「前の会社の方が良かった」と思う可能性が非常に高いんです。
転職をするか迷っている方こそ、本当に自分は転職をするべきかと自分の判断で吟味しないといけないのです。
電話面談にすることで転職をおすすめする営業をかけられることも少なくなりますし、何より電話だと自分の冷静さを保ちやすいので正しい判断がしやすくなります。
なので、転職すか迷った時には、自分が納得できる判断材料として電話面談をすればその場の腑に気で決断をしてしまうというのは防ぐことができます。
関連記事：リクルートエージェントで相談だけは迷惑？強引に転職を勧められる？
リクルートエージェントで電話面談するデメリット
ここではメリットを紹介したのとは反対に「電話面談をするとこうなる可能性がある」というデメリットの部分を紹介していきます。
電話面談によって想定されるデメリットというのは以下になります。
- 信頼関係ができない
- 希望条件とズレた求人を紹介される
それぞれ詳しく解説していきますので、メリットと比べて自分が電話面談にするべきかの判断材料にしてみてください。
信頼関係ができない
まず、電話面談になってしまうとエージェントと信頼関係を持つことができません。
エージェントと信頼関係を持たないということは、エージェントからのサポートの優先度を他の利用者よりも低く下げられたりして転職活動に支障をきたす可能性があるということです。
どうしても電話面談だと、エージェント側もその人の表情などで判断するのが難しくなります。
「この人は転職にそこまで乗り気ではない」と感じやすくなってしまうのです。
対面のコミュニケーションでは相手の表情も見て、利用者がどれくらい転職に本気なのかを判断できるので気持ちも伝わりやすいです。
ですが電話面談であれば、声だけのコミュニケーションとなるので難しいということです。
どうしても、リクルートエージェントは非公開求人が強みであるので、非公開求人を紹介する優先度を他の利用者よりも落とされれば転職が不利になってしまいます。
電話面談をする場合には、自分のサポートの優先度を下げられるということは覚悟しておかないといけません。
希望条件とズレた求人を紹介される
次に希望条件とズレた求人を紹介されやすくなるということです。
転職先に求める希望条件というのは「職場はこんな雰囲気がいい」「業務はこう」「やりがいを感じれる」などのように、一つだけではないと思います。
電話面談だとあなたのいくつかの希望条件の優先順位が伝わりずらいのです。
というのも、やはりこうなってしまう原因というのも電話というところが問題になります。
電話面談は言葉だけなので利用者がどれだけ意気込んで希望条件を伝えていたとしても、エージェント側からすればあまり優先度の区別がつけづらいというのが現実です。
なので、なぜか希望条件に近いけど少し違うかなという求人紹介が増えてしまうのです。
もちろん、転職先はあなたの希望条件に沿った所にするべきです。
これから何十年と働くと言いうわけですから、こういった小さなストレスもできるだけたまらないようにするのが理想になります。
リクルートエージェントの電話面談でうまく転職する２つのポイント
ここでは実際に電話面談を利用する上で、より質の高い面談を実現する２つのポイントを紹介します。
電話面談はリクルートエージェントよりもコミュニケーションが取りづらいところがあるので、どうしても工夫が必要になります。
工夫しなければいけないポイントは以下になります。
- 期間を決めてしまう
- カンペを作っておく
それぞれ詳しく解説していきますので、電話面談をより良いものにし転職を成功するためにも実践していきましょう。
期間を決めてしまう
自分がどの期間までに転職をしたいか、内定を取りたいかなどを電話面談の際にエージェントに伝えてください。
そうすることでエージェント側も勝手にどれくらいの期間でいくつ求人を紹介しないといけないかなどを把握してくれるのでサポートの優先度をあまり落とされることはなくなります。
注意点としてはのんびり転職をしたくても伝えていけません。
というのも、のんびりじっくり転職を伝えたいという旨を電話面談で伝えてしまうと、エージェント側には「この人はやる気がない」と思われサポートの優先度を下げられてしまうからです。
もし、嘘をつくのが性格的に難しいのであれば「良い求人があれば迷わず転職をしようと思っている」という事を伝えて、サポートしてくれるリクルートエージェントの優先度を下げられないようにしましょう。
カンペを作っておく
次にリクルートエージェントと電話する際には、どのようなことを話すかというカンペを作成しておくと良いです。
これは話す内容や伝えておくべき内容をあらかじめ決めておくことで「もっと、この部分を伝えておけば良かった」という後から感じる後悔を防止することができます。
電話面談は普通の面談と違い、いかに自分の希望条件を伝え、理解してもらうかが重要になります。
なので、コミュニケーションなどというよりは、若干業務的な面談になるという事です。
現に電話面談は普通の面談と比べ、面談時間が半分くらいです。
言葉に出しずらい悩みなどをリクルートエージェントはくみ取りづらいからこそ半分の時間になるのです。
なので、表情などで違和感をリクルートエージェントからくみ取ってもらうのがむずかしい分、話す内容をあらかじめ決めておかないと、なかなか意思疎通は難しいという事です。
カンペを作る際は以下のポイント気にしておけば良いでしょう。
- 転職を決めたい具体的な期間
- 具体的な転職先の希望条件
- 今の仕事での悩み
- 転職活動の疑問点
もちろんこれ以外にも聞いてみたい、知りたいことがあるのであればカンペに書いてい置くと言いでしょう。
ただ、最低限は上のカンペ内容は押さえておかないといけないという事です。
できるだけスムーズにあなたの希望を聞いて貰う為にはカンペは必須です。
ぜひ用意しておきましょう。
リクルートエージェントから連絡が来ない時の対処法
ここでは、上の２つのポイントを試してみたけど、またはそれ以外にもがんばったけど連絡頻度が少なすぎる場合にどのような行動を取ればいいのか紹介します。
紹介するのは以下の２つになります。
- スカウトを利用する
- 他の転職エージェントを併用する
それぞれこの２つも詳しく解説していきますので、もし連絡が来なくてどうしようもない時のための対策として知っておくと良いでしょう。
おすすめ２つの手段を同時に行うという方法になります。
２つを同時並行で進めることにより、できるだけ内定を貰うための効率の良い転職活動ができるので２つとも行うようにしましょう。
なぜ２つ利用するかも具体的に説明していく中で解説していきますので、しっかりと目を通してください。
スカウトを利用する
まずは、転職エージェントからの求人紹介が無理そうなのであれば、企業からのオファーを中心に転職活動を進めていきましょう。
リクルートエージェントには転職サポートだけでなく、企業から面接確約などのスカウトメールを貰うことができます。
企業からの連絡を中心に待つという転職スタイルを実践すれば、最低限のリクルートエージェントのサポートで利用可能になります。
ただし、この方法にもデメリットがあります。
利用者の市場価値が高ければたくさんのスカウトメールは送られてくるでしょう。
しかし、利用者市の場価値が低いと企業からみなされた場合はスカウトの数も減りますし希望に合った企業からなかなかスカウトが来ないという事です。
待ちの転職だからこそ自分で企業にアプローチができないゆえのデメリットです。
関連記事：リクルートエージェントのスカウトの全貌！内定を劇的に増やす方法とは？
なので、スカウトサービスを利用する際には次に紹介する「他の転職エージェントを利用する」を実践してデメリットを無くすようにしてください。
または、あまりにもスカウトメールが送られてこないのであれば、リクルートエージェントの利用を一旦中止してもらって実践してもらっても構いません。
他のエージェントを併用する
他のエージェントを利用するのはその名の通り、リクルートエージェント以外の転職エージェントを利用するという事です。
ある意味「自分にはリクルートエージェントは合わなかった」という割り切るという方法です。
全く別の転職エージェントを利用することによ、新しいサービスを受けれるので新しい求人を紹介してもらえるチャンスが増えるという事になります。
リクルートエージェントと別のおすすめ転職エージェントとしては以下がおすすめです。
| サービス名 | 特徴 |
| doda | エージェント最大級規模の一つ |
| ビズリーチ | 手厚いサポートに定評あり |
| マイナビエージェント | 20代に定評があるサービス |
求人数などはリクルートエージェントに劣るものの、それぞれに強みがあるので、他のエージェントを利用したい場合には表の3つのどれかがおすすめです。
【結論】面談は電話でしないほうが良い
電話面談は基本的にはしないほうが良いです。
なぜなら、結局は非公開求人も転職エージェントから紹介されなければいけないからです。
スカウトサービスももちろん優秀ですが、リクルートエージェントは転職支援がメインのサービスであって非公開の求人などを紹介するのがメインです。
なので、リクルートエージェントも直接会っての面談を推奨しているのであれば、それに乗っかるべきなのです。
電話面談をした方の方が普通の面談をした方の方が紹介される求人も多いという事なので、リクルートエージェント側から電話面談を提案してこない限り普通に面談をすればいいでしょう。