リクルートエージェントは幅広い求人を取り扱っています。
ですが、実際のところフリーターでも利用することは可能なのでしょうか?
インターネットなどでは「登録を断られた」「紹介する求人がないと言われた」など様々な意見が飛び交っています。
結論から言うと、フリーターがリクルートエージェント利用することは可能です。
ですが、条件によっては利用も断られるフリーターもいます。
本記事ではそんな実際にフリータからリクルートエージェント利用して正社員になった方の情報や、もし断られた時にはどのようにすれば正社員になれるのかについて紹介します。
「フリータだけど正社員になりたい!」と思っている方には必見の内容なので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
フリーターでもリクルートエージェントを利用しよう
フリーターだからこそリクルートエージェントに登録すべきです。
特に、リクルートエージェントは求人数の多さもさることながら、幅広い求人を取り扱っています。
なので、過去に会社に勤めて辞めてしまったというような方には、ぜひ登録してもらいたいです。
「フリーターではリクルートエージェントに登録できないのではないだろうか?」という問題もありますが、基本的には登録は簡単にできます。
ただ、登録をおすすめできないフリーターもいます。
そのフリーターとは会社員未経験のタイプです。
どうしてもリクルートエージェントは中途採用など、少なくてもキャリアがある人向けのサービスです。
なので「1からキャリアを積まなくてはならない」という人には、記事後半でも紹介しますが第二新卒や既卒に特化した転職エージェントを利用することをおすすめします。
現にリクルートエージェントでも社会人未経験のユーザーには、社会人未経験ユーザー向けの転職サービスを紹介しています。
ある意味、社会人未経験とは別のサービスを紹介するということは、リクルートエージェントでもサポートが仕切れないという裏のメッセージがあると言えます。
もし社会人未経験でキャリアアップしたい場合は、一度、未経験に特化したサービスを利用してキャリアを積んだのちに、レベルアップとしてリクルートエージェントなどを利用すると良いでしょう。
フリーターでリクルートエージェントに登録した人の口コミ
ここでは実際にどのようなタイプのフリーターがリクルートエージェントを利用して転職を成功させたかを紹介します。
同じような状況もあるかもしれませんし、ぜひ似たような境遇の口コミがあれば参考にしてみてください。
【営業 20代後半】Y.Mさん
Q1.簡単でいいので転職するまでの経歴を教えてください。
前職は飲食店のフリーターをしていました。その前は新卒でベンチャー企業に4年間勤めていましたが、社長のワンマン気質なところに嫌気がさし退職しました。
すぐに転職先が見つかると思っていましたが、なかなか見つからずダラダラとバイト生活を送るようになっていました。
Q2.リクルートエージェントのサポートでどこが良かったか?
社会人よりもフリーターの方が長かったのですが、私を担当してくれたアドバイザーが上手にどういったところ強みになるかなどをヒアリングしてくれて転職活動もスムーズに終えることができました。
Q3.アドバイザーは転職サポートで、どこに力を入れていたと思いますか?
サポートはやはり、選考書類などを一番丁寧に見てもらいました。というのもリクルートエージェントを利用するまで、リクナビNEXTを利用していたのですが、ほぼ全滅するくらいに書類選考に落とされていました。
そういった旨を相談してみると、こういった部分は企業側に不信感を与えるなど具体的なアドバイスをいただくことができました。実際にアドバイザーのサポートをもとに書いた書類は通過率も良く面接にもつなげることができました。
Q4.サポ―トで感じた不満点はありましたか?
全体的には良かったのです。しいて言うのであれば、もう少し連絡などをしっかりしてくれと良かったです。たまに「後で連絡しますね」と言って、2日待っても来ない時がありましたし。
Q5.内定率はどれくらい?
16社受けて、2社から内定を貰う結果になりました。面接などの対策もしながらだったので、内定を貰い始めたのは9社くらいからでした。
Y.Mさんは勢いで退職したものの、なかなか転職先が見つからなかったパターンですね。
退職してから転職までの期間が空いた人に一番の障壁となるのが、応募する企業までの空白期間をどう説明するかです。
特に書類選考の段階からしっかりとした理由がないと書類選考で苦戦するのは必須です。
書類選考の段階というのは、どうしても読み手である企業側のイメージをいかに良く見せるかがポイントになります。
リクルートエージェントを利用して、履歴書などを添削してもらい企業側が納得する内容にできたのがY.Mさんが転職できたポイントでしょう。
- 一人で解決しようとする
- 時間がかかる
- さらに空白期間が空き不利になる
この上の悪循環をリクルートエージェントを利用することによって脱出できました。
【サービス 30代前半】M.Iさん
Q1.簡単でいいので転職するまでの経歴を教えてください。
リクルートエージェントに登録するまでは、コスメの会社で販売員として勤めていました。ただ、その当時、その会社がサービス残業が当たり前で月の売り上げノルマも厳しく怒られたりして鬱と診断されました。その後、コスメ会社を退職し治療に専念しました。
アルバイトも慣れてきたので、正社員を目指そうと思い、今回リクルートエージェントを利用して転職をすることができました。
Q2.リクルートエージェントのサポートでどこが良かったか?
一番良かったのは職場環境などを、丁寧に説明して貰えたところです。もし、転職エージェント系のサービスを利用せず一人で転職をしようとしていたら、いちいち応募する企業に対してい「本当にこの企業は大丈夫か?」と悩んで転職活動がスムーズにいかなかったと思います。
ですが、リクルートエージェントでは「この企業は○○な雰囲気で、私さんに合っていると思います。」と説得力ある説明をしてくれたので、迷うことなく企業に応募することができました。
Q3.アドバイザーは転職サポートで、どこに力を入れていたと思いますか?
フリーターだった頃に販売士2級の資格を取得していたので、フリーター期間が無駄のないように見せるかを考えてくれたと思います。
私自身、この資格は趣味的な感覚で取得したので、まさかここでこの資格が良きるとは思いませんでした。
Q4.サポ―トで感じた不満点はありましたか?
不満は特になかったです。とても丁寧な対応でしたし、フリーター期間もそれなりに長かったので、正社員として転職できただけでかなり満足です。
Q5.内定率はどれくらい?
13社に応募して2社から内定を貰えうことができました。
M.Iさんはフリーター期間に資格を取得していた所が転職では大きなターニングポイントになったのでしょう。
「資格を取得した」というアピールは企業に志望意欲の高さをアピールするとともに、即戦力でも活躍できる保証書みたいな役割を果たします。
なので、リクルートエージェントのアドバイザーも、この資格に焦点を当ててアピールポイントとして使ったのだと思います。
ただ、資格によっては全く使えないと判断する会社もあるので、注意は必要になります。
また、精神的な病を患ったことのある人が一番心配するのが、次の会社でも同じような問題が起こらないかということです。
こういった、不安な部分を取り除くように求人を紹介してくれたのもポイントの一つになるでしょう。
【予備知識】リクルートエージェントに登録を断られた時とその対処法
転職エージェントについて
最近リクルートエージェントに登録しましたが紹介出来る案件が無いとかで断られてしまいました。
引用元:Yahoo知恵袋
転職をしたいと思い、リクルートエージェントに登録をしましたが、ご希望に添えることができませんと断られてしまいました。
事務系を希望しているのですが、初めての転職なのでまずは専門の方に相談したいと思ったのですが…
引用元:Yahoo知恵袋
Twitterでも以下の様なツイートがありました。
この前、リクルートエージェントに登録しようとしましたが、空白期間が1年以上あったせいか登録拒否されてしまいました。その代わりリクルート系列の就職SHOPから登録しないかとメールで連絡が来ました。
— 病的なメロンパン
フリーターに限らず、一定の割合でリクルートエージェントは登録を拒否する時があります。
特に、元フリーターの方にアンケートを取っていると、いくつかの条件に当てはまると登録を拒否されるときがあります。
ここではそんな登録を断られてしまう人の条件を紹介していきます。
紹介する内容は以下になります。
- 他のエージェントに登録した方が良い場合
- キャリアが魅力的でない
- フリーター期間が長い
- 希望条件に合った求人がない
以上の4点を解説し、次の章ではその解決策について紹介していきますので参考にしてみてください。
一つでも当てはまっている人というのは、対策をしていかないとスムーズな転職活動を行うのが難しくなります。
当然、転職で成功できるかというゴールの部分にも影響してくるのでしっかりと対策していきましょう。
他のエージェントに登録した方が良い場合
このパーターンは特に既卒や第二新卒、未経験の方に当てはまります。
あまりにも入社から退職までの期間が短すぎると、まともにキャリアは積めません。
リクルートエージェント側も、アピールするポイントが見つからなければまともなサポートはできません。
求人自体も最低限にキャリアを積んでいる人材をターゲットにしているのが大半です。
また、ただでさえリクルートエージェントはアドバイザーが担当する利用者の数というのは多いです。
なので、できるだけ転職できる可能性が高い人に絞らないといけないのです。
あまり、転職で可能性ない人たちに力を入れてしまうと、会社全体の利益にも影響してしまうのです。
キャリアが魅力的でない
次にキャリアが魅力的ではないパターンです。
理由のない転職を繰り返してフリーターになった方が当てはまりやすいです。
このパターンは特に30代まで持ち越してしまった方が多い傾向にあります。
20代半ばから後半であればギリギリ修正をすることもできますが、30代でキャリアがない人というのは企業側からも避けられてしまう傾向があります。
事実、スカウトなどでも30代をからきしに、いきなり減るといった話はよくあることです。
どうしても、軸がないキャリアというのは企業から見ても「すぐに辞めてしまう取り扱いが難しい人材」と判断され避けられる傾向があります。
何かしっかりとした転職理由などがあれば話は別ですが、ただただ転職を繰り返しフリーターになってしまった30代というのは「市場価値が低い」と企業から見られてしまいがちで転職エージェントも登録してもらうのを避ける傾向があります。
フリーター期間が長い
次にフリーター期間が長い方です。
こういった方々も、アピールポイントが少なくなりがちになるので、企業からも避けられる傾向があります。
どうしても、アルバイトの経験というのはよっぽどの実績がないと評価を高く見られることはありません。
「優秀なのにあえてフリーターを続けてきた理由」「フリーターとして一般の社会人にも引けを取らない強み」のようなものがないと難しいです。
希望条件に合った求人がない
次に高望みをしているパターンです。
フリーターという立場では、どんなに自分が優れていると思い込んでも、企業側から見れば評価が低い可能性が高いです。
やみくもにスキルが求められる職を希望したり、市場価値の高い人材が求められる求人を希望したりした場合、登録を断られることがあります。
どうしても、リクルートエージェント側から見ても、求人を紹介するのが難しくなるので他を当たってくれというパターンが高くなるでしょう。
リクルートエージェントに登録を断られた場合は他のエージェントへ
ここでは前章でもお話しした通り、リクルートエージェントに登録を断られた場合にどのような対処法をすればいいのかを紹介します。
と言っても、リクルートエージェントに登録を断られて場合は、他の転職エージェントに登録する一択です。
登録を断られた場合、普通の中途採用では就職が難しいと考えらえれます。
その場合は、普通の中途採用が難しい方向けに特化したエージェントを利用してください。
ここではそんな、フリーターに特化したおすすめな転職サービスを紹介します。
以下はそんなフリーターの方におすすめの転職エージェントの表になります。
サービス名 | 特徴 |
就職Shop | 高卒・社会人未経験・既卒などの幅広いフリーターに特化した20代向け転職サービス、リクルートが運営しているので求人も豊富 |
ハタラクティブ | 未経験OK求人が豊富!書類添削など手厚いサポートが充実の転職エージェント |
就職カレッジ | 書類選考なしで優良企業20社と面接できる |
上の3つの転職サービスが基本的にはおすすめです。
特に就職Shopは20代に特化していますが、30代でも利用は可能です。
さすがのリクルートということもあり、求人数はフリーターに特化した転職サービスでもトップです。
「リクルートは嫌」というこだわりがないのであれば、とりあえず就職Shopを利用すれば良いでしょう。
フリーターは転職エージェント利用が必須
フリーターだからこそ転職サービスは必ず利用するようにしましょう。
というのも、やはりフリーターというキャリアは転職活動ではなかなか活かせないのが現状だからです。
我流でチャレンジすると書類選考で落とされまくったリ、いざ面接に行っても面接官の反応が悪すぎるなどのことは日常茶飯事です。
当然、そういう反応をされてはなかなか希望している結果にもなかなか結び付かないでしょう。
なので、まずは利用できるのであればリクルートエージェントで応募する求人の質をあげ、面接対策などを充実にしてください。
もし、断られたのであれば本記事で紹介した、リクルートエージェント以外の転職サービスを利用しましょう。
サービス名 | 特徴 |
就職Shop | 高卒・社会人未経験・既卒などの幅広いフリーターに特化した20代向け転職サービス、リクルートが運営しているので求人も豊富 |
ハタラクティブ | 未経験OK求人が豊富!書類添削など手厚いサポートが充実の転職エージェント |
就職カレッジ | 書類選考なしで優良企業20社と面接できる |