相談だけの人をキャリアアドバイザーはどう思うか?
結論から言うと転職エージェントに相談だけするのは全然大丈夫です。
現にリクルートエージェントの公式サイトの質問コーナーでも相談だけでも問題はないと書かれています。
引用元:リクルートエージェント
では、なぜ相談だけでも大丈夫なのかなのですが、考えられる理由というのは2つあります。
- ベストな転職をして貰うため
- 今後利用してくれる見込み客になるから
この2つをそれぞれ解説していきます。
ベストな転職をしてもらうため
まず、第一に考えられるのは迷った状態で転職をしていても、転職は良くいきません。
まず、転職を始めようとするのには様々な要因があります。
「人間関係」「やりがい」「給与の不満」など、転職活動を始める理由というのは人それぞれです。
その中には、自分では転職をするべきだと思っていても、今はじっくり現職で経験を積むべき人という方もいます。
リクルートエージェント側もできるだけ、良い転職をしてもらわないと悪評が立ってしい、将来的にお客を取り逃すリスクもあります。
そして、強引に相談に来た人たちを転職させて、その方にすぐ退職されれば報酬の一部を返金をしないといけません。
こういった、紹介してもすぐ退職されてはリクルートエージェント側も困るわけです。
なので、相談に乗ってしっかりと相談者の立場や自分の考えを整理してもらってから転職してもらった方が良いのです。
現にリクルートエージェントでは、転職成功者の約6割が年収アップを成功させています。
仕事はもちろん金銭的な部分だけで判断するのは違いますが、この実績というのはある程度納得のできる転職をしてもらっているように気を付けていることがわかります。
今後利用してくれる見込み客になるから
そして、もう一つの理由が見込み客として将来転職をするときに利用してもらえるということです。
例え、相談だけで終わったとしても、しっかりと転職の相談をしておけば今後、将来的にリクルートエージェントを利用してもらえる可能性というのが高くなります。
いわゆる、相談だけで来る方は、将来のお客様になるということです。
もし、相談の対応を雑にしていては、相談しに来た人はリクルートエージェントのことを対応が悪い転職サービスだと思ってしまいます。
ですが、良い対応だと相談した方が何か月、何年か先に転職をするときに、また利用してもらう可能性というのがあるのです。
また、リクルートエージェントの面談に申し込むには、自分の電話番号、メールアドレスなどを登録しないといけません。
ということは、リクルートエージェント次第にはなりますが、常にメールなどで面談を申し込んでくれた人たちには「こんな求人がありますよ」と広告を出せるということになります。
常に見込み客にアクションを起こせるということは、非常に将来転職をする際に利用してもらえる可能性というのが非常に高くなるんです。
リクルートエージェントの相談を言わば、信頼関係を作る機会にしようとすることです。
特にリクルートエージェントではリクナビNEXTとも提携しているので、常に膨大な量の求人を検索してもらいやすい体制を取っています。
リクルートエージェントで相談するメリット
先ほどまでは相談だけでもリクルートエージェントはメリットがあるというお話をしてきました。
そして、この章では反対にリクルートエージェントに相談する人がどのようなメリットがあるのかについて紹介します。
リクルートエージェントの面談に相談しに行くメリットは以下になります。
- 転職するべきかわかる
- キャリアップの道筋がわかる
- 自分の市場価値がわかる
- 転職に必要な知識を学べる
それぞれ詳しく解説していくので、リクルートエージェントに相談するか、しないかの判断材料にしてください。
転職するべきかわかる
リクルートエージェントに相談することによって、自分が本当に転職するべきか、しないべきかの判断ができるようになります。
転職では自分がどのような目的で転職しないといけないのかという部分が非常に重要です。
この部分がしっかりしておかないと、ただただ現状から逃げたい転職になるのかもしれません。
逃げの転職になってしまえば、転職ができたとしても、また同じ問題にぶつかったりするのです。
こういった部分でも、自分が本当に転職をするべきタイミングなのか、そうでないかというのがわかります。
リクルートエージェントでは、他社よりも多くの支援実績があるので、どのような人が転職を失敗してきたか成功してきたかのデータが豊富にあります。
このデータを参考にして、自分が転職するべきかがわかるので迷った時は「自分は本当に転職するべきか?」と面談の際に聞いてみると良いでしょう。
キャリアップの道筋がわかる
リクルートエージェントに相談しに行けば、キャリアの道筋をざっくりと立てれることも可能です。
自分がどういった実績を持った時に、こういう場合は転職するべきかなど自分専用のキャリアプランを知ることができます。
どうしても、キャリアプランを一人で考えるとなると、どこか無謀な部分であったり、修正しないといけない部分というのが出てくる可能性というのが高いんですね。
もちろん、リクルートエージェントでキャリアプランを一緒に立てて貰ったからと言って、プラン通りにキャリアを積めるかというとそうではありません。
あくまで、リクルートエージェントでは累計41万人以上を転職支援した実績をもとに、どのようなプランにすべきかを提案してくれるだけです。
そのプラン通りに動けなければ、プラン通りにいきませんし、現実では様々な仕事上のトラブルが起きます。
なので、ここでは少し正確なざっくりとしたキャリアプランということにしておきます。
自分の市場価値がわかる
自分の市場価値がわかります。
リクルートエージェントでは業界トップクラスの求人数を保有しており、いろいろな職種やハイクラスを狙える求人など幅広く取り扱っています。
他の転職業界大手だからこそ、自分の市場価値に見合った求人をより正確に判断することができます。
他社の転職エージェントでも相談すれば、自分の市場価値というのは大体はわかりますが、リクルートエージェントの方がより正確に自分の市場価値を知れることができます。
ただ、看護師などの専門的な職業への転職の場合は、その職業に特化している転職サービスで転職をしたほうが良い場合もあるので注意しましょう。
転職に必要な知識が学べる
そして、最後に転職に関して疑問に思うところや、不安に思うところなど様々な転職に使用できる知識が学ぶことができます。
例えば「実績がない」「転職回数が多い」「評価が下てしまう転職理由がある」など、様々な場面での対応方法を知ることができます。
事前にあなたが悩んでいることを整理しておくと、いざ面談で相談したときにスムーズに答えが見つかるので用意しておいても良いでしょう。
リクルートエージェントで相談した人の口コミ
ここでは実際にリクルートエージェントで実際に面談を受けた方の口コミを集めました。
リクルートエージェントがどのような面談なのかもイメージしやすいので参考にしてください。
【口コミ】転職の相談だけの利用者
【営業 20代半ば】
その当時勤めていた会社は給料も平均より上で、残業も少ない完全はホワイト企業でした。ですが、ふと「このまま自分の将来をこの会社に託していいのか?」と疑問に思ってしまい、相談だけでも大丈夫というリクルートエージェントを利用してみました。
実際の面談は特に高圧的でもなく、すごく親切なアドバイザーでした。しっかりと、私が悩んでいる部分を聞いてくれて最終的には「もう少し待ってから転職をしてもいいのではないか」という結論に至りました。自分の考えも整理できるので利用して良かったと思っています。
【人事 30代前半】
公式サイトに相談のみでも大丈夫と書かれていたので、面談に申し込みました。
基本的にはアドバイザーが私の経歴を質問していく流れで、私に合った求人の提案などをしてくれました。私自身、転職は今すぐにとは考えていなかっのですが、最終的には今努めている会社のグレードを落とさないとできないような感じだったので今回は相談だけで見送りました。
今の会社でしっかりとキャリアを積んでから、また利用してみようと思います。
【企画 30代前半】
リクルートエージェントに相談して良かったです。丁寧なヒアリングを中心に相談に乗ってくれるので、今まで私の頭の中で考えていたキャリアプランというのがより具体的になった気がします。
転職に挑戦するのは一旦保留という結論に至りましたが、そのことをキャリアアドバイザーに伝えても対応が悪くなることはなかったです。
このように、丁寧なヒアリングだったという意見が見られました。
【口コミ】相談から転職を始めた利用者
【営業 20代後半】
以前の勤めていた会社はアパレルショップの店員でした。ですが、将来のことを考えると少し頼りないのが本音でした。そこで、将来的にどうすればいいのかというところでリクルートエージェントさんに面談を申し込みました。
もし、転職するならどういった会社に行けるなど具体的な提案をしてくださりとても良かったです。
又、実際に転職を進める上で、どのような部分を自己PRにしていけば良いのかなど具体的なアドバイスもあり、あの時面談しておいてよかったと思っています。
【営業 30代半ば】
転職は今回で3回目です。その頃は軽い気持ちで転職して、見事ブラック会社に勤めることになりました。体育会系のノリで目標設定なども厳しく、毎日残業などに追われる日々でした。
正直、そのブラック会社に転職してしまうと3回目の転職になってしまうので自分を安売りするしかないのだろうと思っていました。しかし、いざリクルートエージェントの面談へ行くと、転職回数が多い時の自己PRの仕方などを教えてもらいトントン拍子で転職することができました。
あの時に相談しに行っていないないと今の自分はどうなっていたかなと思います。
このように、リクルートエージェントの相談はどういった企業に入社できるかや、悩みなどを解決できるので、相談だけと思って転職してしまう方も多いです。
ただ、転職を強要するなどの口コミはなかったので、本当に転職するべき人には転職を勧める方針を取っているのだと思います。
リクルートエージェントに相談する前準備
ここでは、転職する前に実際にどういった準備などをしておけば、質の高い面談ができるかのポイントを紹介します。
また、どういった服装をしていけば良いのか疑問になる点なども解説していきます。
面談に一度申し込んでみようと思った方はぜひ参考にしてみてください。
自分の実現したい将来を考えておく
まずは、ざっくりとしたキャリアプランなどをある程度決めておくと良いでしょう。
自分が将来に「キャリアアップしたい」「のんびり定年まで働きたい」など、ある程度決めておくことでキャリアアドバイザーもアドバイスがしやすくなります。
全く、1からヒアリングしてもらい、自分のキャリアを決めていくより、ある程度に自分のキャリアプランを用意していったほうがより、自分のキャリアプランのヲ深掘りできます。
まずは、ざっくりで良いので「現状、なぜ転職をしたいのか」と「どういった働き方を実現していきたい」かは決めおくと良いでしょう。
服装はラフで良い
服装はスーツでなくても構いません。
スウェットズボン、Tシャツにサンダルの様なラフすぎる格好はさすがに面談なのに失礼な格好にはなりますが、基本的にはカジュアルな服装で大丈夫です。
仕事終わりなどのタイミングで面談に行くときはスーツでも良いと思いますし、仕事が休みの日は普段着で良いでしょう。
あくまで、面談であって面接ではないのでそこまでこだわる必要はないでしょう。
気軽な気持ちでリクルートエージェントに相談しに行こう
リクルートエージェントは気軽に相談しに行けばいいですし、そこまで緊張する必要もありません。
相談だけしに行ったとしても、今後あなたがリクルートエージェントを利用するかもしれない将来的なメリットがありますし、あなた自身も転職に関しての不安や悩みを解決できるメリットがあります。
他の転職エージェントを利用しても良いですが、リクルートエージェントが持っている今までの支援データと実績のことを考えると一度は相談しに行った方が良いでしょう。
もし、リクルートエージェントに相談しに行って満足いく結果にならなかった場合のみ、自分の年齢、職種に特化したエージェントで面談を応募すればいいです。
自分のキャリアプランをしっかりと考えて、「あの時、相談しておけば」なんて後悔のない社会人生活を送っていきましょう。