リクルートエージェントを調べると、アドバイザーの対応が悪いなどの口コミを必ずと言っていい程見かけませんか?
実は対応が悪いと感じてしまうのにも理由があり、解決策があります。
この解決策を知ることで、大抵の対応が悪いという問題は解決することが可能です。
他のエージェントに登録し始めるなども対策の一つですが、いちいち面談に行くのも手間がかかりますし、何より電話対応や送られてくるメールの量などがかなり増えて対応が追われてしまうのでおすすめしません。
まずは、本記事を参考にしてなぜ対応が悪くなってしまうのかの4つの理由と、そしてどう対応していけば良いのかを紹介していくので参考にしてみてください。
そして、これからのリクルートエージェントを利用しようと思っている方も、当記事を参考にすればリクルートエージェントを上手に使いこなせるようになるので、参考にしましょう。
リクルートエージェントの対応が悪い口コミまとめ
ここでは「対応が悪い」と実際に感じた方のリクルートエージェント利用者の口コミを紹介します。
【営業 20代半ば】
リクルートエージェントと他社のサービスを利用していましたが、他社と比べるとリクルートエージェントで担当してもらった私の担当者の対応は微妙でした。
というのもメールの返信は遅いですし、日中の平日私は仕事をしているので電話はやめてほしいと伝えているのにもかかわらず「おすすめの求人があります。」などの電話をしょっちゅうしてきたりと最悪でした。
他のエージェントはそこまで対応に困ることはなかったので残念です。
【企画 30代前半】
求人の多さは申し分なく、こんなにも自分にマッチした求人があるのかと驚きました。
ただ面接の日程調整を忘れられるなど、肝心なところが抜けていて、結局はマイナビエージェントで転職先を決めました。
【コンサルタント 20代後半】
リクルートエージェントの担当者は本当に私が希望している条件を把握しているのかなと思いました。忘れるのであればメモなどに記録すればいいのに、伝えた内容は忘れらていますし「担当している意味とは?」と聞きたくなります。
別の職業であれば確実にお客さんが離れていく対応をしている人に自分の将来がかかっている転職を任せるのは不安なので、利用は辞めました。
【事務 20代半ば】
希望条件をしっかり伝えているのに、なかなか希望通りの求人を紹介してもらえませんでした。希望している業界と全く違う業界の仕事を紹介されたりとしっかり私の希望を聞いているのか謎でした。
【SE 30代半ば】
面接結果をエージェント経由で知らえされると言っていたのですが、忘れられていました。報告すると言われた2日後にやっと私の方から確認の電話をして結果を知らされるというパターンでした。
通過していたら報告をし忘れるということはないとは思いますが、こういった部分を疎かにするリクルートエージェントの信用は無くなりました。
結局、SEに特化している転職サービスで自分の愛想な求人を自分で探して、内定を貰うことができました。リクルートエージェントに登録しなくても良かったです。
このように、対応の悪いという意見の口コミはいくつか見受けられました。
そして対応の悪い理由には、4つの要因があるんですね。
次の章ではそんなリクルートエージェントが悪い対応になってしまう理由とその解決策を紹介します。
この解決策を実際に試すことによって、リクルートエージェントを更にあなたの転職で有効活用できるので参考にしてみてください。
「対応が悪い」とリクルートエージェントが言われる理由と解決策
ここでは具体的になぜリクルートエージェントの対応が悪いと言われるかの理由と、その解決策を紹介していきます。
紹介するのはいかになります。
- アドバイザー1人当たりの担当する利用者が多い
- アドバイザーとの相性が悪い
- あなたの希望条件レベルが高い
- アドバイザーの質が悪いことがある
この4つを具体的に解決策を含めて、解説していくので確認していってください。
アドバイザーが担当する利用者が多い
まず、対応が悪くなる理由の一つとして、リクルートエージェントの利用者の数の多さになります。
まずリクルートエージェントの利用者数というのは他社と比べても圧倒的に多いというのが特徴です。
上の表はリクルートエージェントが企業向けに公開しているものになります。
累計41万人以上ということは、今現在でも何千、何万人の登録者がいることになりますし、基本的にリクナビNEXTからの流入で登録者も増えています。
ということは、アドバイザー1人に対して、最低でも何百人単位で担当しないと、全ての利用者にアドバイザーをつけることは難しいと考えられます。
当然、担当する人が多い=面倒を見る質が下がる時もあるのです。
利用者から見ればその人が担当している利用者が多すぎて回っていないというのは判断がつけづらいでしょう。
アドバイザ―が担当している人たちの転職意欲が低ければ、あなたに時間に労力がかかりますし、他の人たちも転職意欲が多ければ他の人たちにも労力をかけなければいけません。
転職エージェントというのは企業に人材を紹介して、その人材が雇ってもらって初めて報酬を貰えるという仕組みが多いので、1人のアドバイザーがどのような利用者を担当しているかにも変わってきます。
アドバイザーの担当する人が多い時の解決策
正直、自分が担当してもらっているアドバイザーの担当している利用者の多いという判断は難しいです。
ですが、この人は同じことを何度も聞き返してくる、サポートが素っ気ないと思わされる場面が多いのであれば担当者を変えてもらうのが一番手っ取り早いです。
変えてもらう際には、どういったところが不満だったのかなどをしっかりと伝えたうえで、自分に適したアドバイザーに担当してもらうようにしましょう。
ちなみにキャリアアドバイザーの変更はリクルートエージェント公式サイトのお問い合わせ窓口からできます。
せっかく転職活動を頑張ろうとしているのに、対応を疎かにされては転職のやる気がそがれてしまうだけなのでできるだけ迅速に対応するようにしましょう。
アドバイザーの相性が悪い
次にアドバイザーとの相性の問題です。
リクルートエージェント限らず、転職エージェントサービスというのは、どうしてもアドバイザーと利用者の関係で成り立っています。
なので、どうしてもこの人は合わない、この人で良かったというのはあります。
もちろん、ある程度はリクルートエージェントでもどのように利用者を転職支援していくかというのは社内方針で決められているはずです。
ちゃんとした社内教育もしているでしょう。
そうでないと、転職支援数累計41万人以上という成果は出ていないはずです。
ただ、アドバイザーそういった社内教育をされてても、アドバイザーが転職に対しての価値観をどう持っているだけで、利用者とのコミュニケーション方法というのは少なからず変わってきます。
そして、利用者もベストと思うコミュニケーション方法というのは人それぞれ違うものです。
1人の利用者からすると「1日1回の電話またはメールの方がモチベーションも保てて良い」と思っていても、他の利用者からすると「1日1回の連絡をするのはめんどくさい、もっと重要な情報がある時だけ連絡してもらった方が良い」と考える人もいます。
アドバイザーも連絡を密に取ったほうが成績が良かった、悪かったという様々な経験があり、そういった経験からも利用者にどのようなサポートをしてくるのか変わってきます。
なので、こういったアドバイザ―と人として合う合わないの問題というのは、転職サポートの問題というよりも、人と人との問題なのです。
アドバイザーとの相性が悪い時の解決策
アドバイザーとの相性が悪いと感じたときの解決策は2つです。
それは「コミュニケーションを取りお互いを理解する」か「担当者を変えてもらう」かです。
1つ目のお互いが理解し合うという解決策は、その名の通りアドバイザーに自分がどのようなサポートがしてほしいかと伝える方法です。
そもそも、お互いを尊重し合ってこそコミュニケーションが成り立ちますし、話し合うのが一番楽でしょう。
2つ目の担当者を変えるというのは、もし話し合っても改善の余地がないという場合に行うと良いでしょう。
あなたの希望条件レベルが高い
そして、次にあなたの希望条件の欲求レベルが高い時です。
基本的に、求人というのはあなたの市場価値レベル以上のものは紹介されません。
できるだけ良い会社に勤めたいのであれば、その良い会社に見合ったスキルや経験、実績などが必要です。
自分の市場価値と自分の希望する会社で求められる市場価値が釣り合っていないと、アドバイザーも紹介できる企業というのは少なくなりますし対応もしようがありません。
希望条件レベルが高い時の解決策
おそらく、希望条件レベルが高すぎるということはありません。
というのも、少なからず面談ではあなたの希望条件などを伝えるタイミングというのは必ずあるので、登録を断られなかった時点でそれに見合いそうな求人がある可能性が高いからです。
もし、面談の際のキャリアアドバイザーが希望条件を妥協した方が良いと思った場合には申し込んだ人に指摘をするはずです。
ただ、指摘されない可能性もゼロではないので、もし不安な場合にはスカウトサービスで自分の市場価値を判断すれば良いでしょう。
リクルートエージェントのスカウトサービスは様々な企業が利用しているので、スカウトサービスで来た求人のレベルがあなたの市場価値と似ている可能性が非常に高いです。
リクルートエージェントにはスカウトメールに二種類があります。
- 面接確約のスカウトメール
- 書類選考の通過率が3倍高いスカウトメール
この2つの内「面接確約のスカウトメール」があなたの市場価値に一番高い可能性があるので参考にしてみましょう。
もし「自分に当てはまっているかも」と思った時は一度自分の市場価値を調べることをおすすめします
アドバイザーの質が悪いことがある
最期に、アドバイザーがどうしようもなく質が低い時です。
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントサービスの口コミでは必ずと言っていい程「担当のアドバイザーの専門性が低い」「営業感を感じさせられる」などの不満の声が上がります。
今の時代では、どの子の転職エージェントも質の高い対応をしないと、他の転職エージェントに移ってしまうという考えがあるので、あまりいないかもしれません。
ですが、支援数でインセンティブが決まるのも確かなので一定の少数ではいるということです。
専門性が低いのもアドバイザーがどの分野が得意で、どの分野が不得意などの差があるので、一概にすべての差があるとは言いにくいですが一定数いることは確かです。
アドバイザーの質が低い時の解決策
この場合は担当のキャリアアドバイザーを変えてもらうのが一番楽な解決策でしょう。
結局は、他の人に今後転職サポートしてもらえば、不満は解決されることがほとんどです。
いちいち専門性がないアドバイザーにその業界、職種を説明するのは時間の無駄です。
そんな時間があるのであれば、少しでも面接対策や企業分析、書類などの確認をしていたほうがマシです。
営業感が強いアドバイザーに「売り込んで切る感じがして嫌です」というのも気が引けるでしょう。
なので、アドバイザーが優秀でないと感じたときはリクルートエージェントの公式サイトの相談窓口で担当者を変えてもらいましょう。
転職活動にリクルートエージェントは必要不可欠
リクルートエージェントは転職で成功したいのであれば絶対に利用するべきです。
でないと、ここまで丁寧に解決策なども書いていませんし、この記事すら書いていません。
リクルートエージェントは転職業界で求人数が圧倒的に他社よりも多いです。
求人数が多いということは、それだけあなたの希望条件を細かく設定しても対応できる求人が多いということです。
転職するのであればまずはリクルートエージェントを利用をベースに、自分の職種、職業に特化した転職エージェントを利用していくと良いでしょう。
合わないと思ったら、転職エージェントを変えるのも手ですが、ほとんどは求人ではなく担当して貰っているアドバイザーや自分の市場価値によるものです。
まずはリクルートエージェントを120%使いこなしてから、他の転職エージェントを利用するようにしましょう。